誰でもいいって訳じゃない

赤西とSMAP、その他J事務所のつまみ食い

ジャニーズアイドルの結婚を3つのケースで比較してみる

前回の記事を書いてからまた他のジャニヲタさんのブログとか読んだりして、書きたいことが出てきたので書いてみます。
 
今回は、「ジャニーズアイドルが結婚することについて、三者三様のパターンを見てみよう」です。現在、ジャニーズ事務所に所属しているタレントの中に結婚していらっしゃる方は増えてきてますが、私的に特徴あるなぁと思った三人を比較検討してみたいと思います。最近、ジャニヲタ大学文学部言語学はてなブログキャンパスが出来つつありますが、私は理系人間なので入れません。レポートとか超苦手です!そこんとこヨロシク!!
 
 
case1.木村拓哉の場合
「ジャニーズなのに結婚してもアイドルを続けてる」という、今でこそまあまあ成り立っているこの状況を作り出した第一人者でもあるこの人を取り上げないわけにはいかないでしょう。
木村さんが結婚したのは2000年12月。その年は1月から3月にかけて主演ドラマの「Beautiful Life」が放送され、平均視聴率が30%を超え、最高視聴率は41.3%を記録。8月には「らいおんハート」が発売されて「夜空ノムコウ」以来2度目のミリオンセラーを達成。個人としてもグループとしてもノリに乗っている時期でした。10月からスタートしたS mapツアー中の11月23日の朝、スポーツ紙にそのスクープは掲載されました。「木村拓哉結婚 静香妊娠4ヶ月」。その日さいたまスーパーアリーナでのライブがあったけど、ステージ上ではこの事に関しては一切触れず、ライブ終了後に木村さん一人での緊急会見は開かれました。当時私はまだ小学生だったので事の重大性がいまいち分かってなかったんですが、それでも日本中が大騒ぎになっていたことは覚えてます。「日本一のイケメン=キムタク」という認識が世の中に出来上がっていた中でのスクープ。当時はまだ世間が「できちゃった結婚」に対してマイナスなイメージを持つことが多くて、バッシングもあったことは確実です。このブログを書くにあたって改めて当時のニュース映像を引っ張り出して見てみたんですけど、会見時の木村さんは、ニコリともせず終始真顔で視線は俯きがち。話すトーンも低く落ち着いていて、言葉を選んで話しているような感じでした。おめでたいことなのに、謝罪会見にも見えるくらい。「アイドルがその活動中に結婚する」という前代未聞のことをしたわけだから、事務所にも世間にも厳しい目で見られたのかもしれないし、もしかしたらファンの人たちを裏切るような行為だったのかもしれません。けれども、結婚したからと言って木村さんは何も変わらなかった。今まで通りにテレビに出続け、「日本一のイケメン」は「日本一のイケメン」のままでい続けた。この辺はきっと本人やメンバーだけでなく、マスコミ側も気を付けた結果なんだろうなと思いますけど、"家庭感"を一切出さなかったんですよね。そうすることで、アイドルを保っていたんだなぁと。その後このスタンスは、アイドルやイケメン俳優の結婚後の振る舞い方としてスタンダードになります。正に時代の新しい1ページを作ったってことなんだろうなぁ。まぁこの時の有名エピソードとしては、木村さんのお母様に「木村のことはどんな事があっても俺が守ります」と報告した中居さんが最強でしょう…。中居さんのとこに嫁入りするみたいだよ、そのセリフ…。(萌死)
 
 
case2.井ノ原快彦の場合
さて気を取り直して、同じく奥さんも芸能人ですが、こちらもジャニーズアイドルとしては初の「二人揃っての会見」をしたということで注目してみました。case3の赤西くんが結婚したときに「イノッチを見習え!」という意見も挙がっていたこのケース。実は私はこの頃がっつりハイフンだったので、当時のWSとか報道のされ方とかを全く覚えていません。なので周りから聞きかじった情報のみでお伝えします。
木村さんの結婚から7年後の2007年に結婚を発表。前々から交際しているという噂があった上での結婚でした。イノッチの場合、まず"ファンを第一に"という特徴があります。コンサート初日のMCでその日来ていたファンの前で自分の口から結婚を報告。さらにTBSでツーショット会見。駄目押しにFC会員には結婚報告ハガキが届く。外野から見れば、「ファンの人たちに直接伝えるなんて誠意があるじゃない。事務所やマスコミともちゃんと調整して準備してるし、順序守ってるよ。」って言いたくなりますが、当時イノッチ担だった子に言わせれば「マジトラウマ」だそうです。ずっと楽しみにしていたコンサート。髪もメイクも服もばっちり可愛くして、一番好きな人が歌って踊る姿にキャーキャーして、最高に楽しいその瞬間に"結婚します"って言われたら。しかもおめでたいことなんだからお祝いしなきゃいけない雰囲気だし、MCの後もコンサートは続く。周りのテンションが上がれば上がるほど、自分はドンドン下がっていくのも止むを得ない。確かにそれは想像しただけでもツライ…。しかもWSでは奥さんとのツーショットで会見が開かれていて、一問一答で出会ったきっかけから子供は何人欲しいかまで事細かに語られ、家に帰れば"結婚しました"のハガキまで来ている。駄目押しすぎる。これがもし自担だったらと考えると、どうです皆さん。ボディブロー食らってんのに張り手と馬場チョップも食らって、もう灰になって真っ白に燃え尽きるしかなくないですか?立てないよ、ジョー。ファンを第一に考えたけど、返ってそれが裏目に出るってことですかね…。イノッチの場合もその後も変わらずテレビに出続け、イノッチはイノッチのままでいました。最近になって、朝の帯番組を始めてから少しずつ"パパ感"とか"家庭感"を出して来たみたいですけど、それが求められている・許されるキャラっていうのもあってか、わりと大丈夫みたいですね。その辺がcase1の木村さんとの違いでしょうか。
 
 
case.3赤西仁の場合
これはもう前回の記事にも書いたのでサラッといきますけど、奥さんも芸能人、ジャニーズ初の"事後報告デキ婚"です。初っていうかたぶん彼が最初で最後でしょう。じゃなかったら困る。赤西くんの場合いろいろと特殊で、上の二人とは違いグループじゃなくてソロ活動中だし、第一に世間の印象が(以下略)。でもじゃあどんな結婚発表だったら良かったのかなって考えると、実は実際のあの形が一番ベストだったのでは、って思ったりもします。二人揃って金屏風の前で記者の質問に答えてほしかったわけでもないし、一人で会見を開いて「これからも応援してください」と言ってもらいたかったわけでもない。あとこれは超個人的な推測なんですけど、この事後報告ペナルティ謹慎騒動って狙ってたんじゃないかなってちょっと思ってます。上の二つのケースで思ったんですけど、やっぱり「応援するアイドルが結婚する」ってショックなんですよ。どんな報告の仕方をしてもファンが衝撃を受けることは避けられないし、それでも応援しようって思うのには時間が必要だったりします。赤西くんの場合、本人の口から真相について話すのは謹慎があけた約一年半後だったので、ファンが気持ちを整理する時間はたっぷりありました(笑)コンスタントにレギュラー番組があったり同グループのメンバーの露出があったりすると、必ずコメントを求められるし、ファンは嫌でもその姿を目にします。その点、赤西くんはレギュラー番組なし、ソロ活動中ということでファンの目には一切触れなくなりました。謹慎中はほぼ露出ゼロで、たまに週刊誌に真偽が疑わしいような話が載るくらい。そんな期間に赤西ファンだった人たちは、他のアイドルにうつつを抜かしてみたり、担降りしたり、復帰をずっと待ってたり、各々好きなように時間を過ごしていました。そうして時が経ち、謹慎があけて久しぶりにファンの前に出たことで、ファンの方も既に受け入れ態勢が出来た状態で彼の姿を目にしました。これが、結果的には良かったんじゃないかなと。"結婚しても変わらない姿"を見続けることで安心するファンもいると思いますが、受け入れる為に一度距離をおく時間を作ることもまた大切なのかもなぁと思ったりもしました。
 
 
苦手なりにまとめてみた3つのケースでしたが、これちゃんと比較になってますかね?まあ明らかに赤西くん贔屓の書き方になってるとは思うけど、それはあかにしゃーだから仕方が無い。面目ない。次は前々から気になっていたジャニヲタのお部屋公開的な事を書こうかなーと思ってますが、写真を記事に差し込むやり方が分からないので未定です。やっと五月が終わるね!夏が恋しいよー。