誰でもいいって訳じゃない

赤西とSMAP、その他J事務所のつまみ食い

草なぎ剛の長男感について語ろうか。

この前のごろーさんの記事に続いて今度はつよぽんについて語ろう。


なんでつよぽんについて語るのかと言われれば、Mr.Sのコンサートで披露したソロの「藍色のGANG」の格好良さに痺れたからです。今更かよ!というツッコミもあるでしょうが、私はツアーに参加出来てなかったので、DVDになってから初めてあのパフォーマンスを見たんですけど、何あれ。ヤバくない?!剛担生きてる??って感じだった。最近始めたばかりのギター一本抱えて出てきたと思ったら、ダンサーの女の子が持つマイクに口近付けて歌うって。何その演出誰が考えたの御礼に菓子折り送り付けるから名前と住所教えなさいって感じだった。「俺にハマると危険だぜ、途中下車は出来ないから」とか男気全開で歌われた日にはもう。ハマるしかないよね。いやー、格好良かった。色気全開だった。好き。ゴローさんソロもヤバイけど、二大ヤバイでした。見てない人で最近ゴローさんとつよぽんが気になるって人にはごり押しです、Mr.S。見るべき。そして落ちるべき。



っていうかさ、先日のスマスマでやってたシャッフルビストロはマジで楽しくて神回だと思いました。つよぽんの良さすげー出てる!!!すげーめんどくさい!すげーどうでもいい!でもすげー面白いこの人!!!って感じ。褒めてる、めっちゃ褒めてるからね、コレ。つよぽんの、無敵なマイペースさとこだわりの強さと、ド天然でどうしようもなくこっちがハラハラさせられる感じが好きです。褒めてます。


この前の記事にも書いたように、つよぽんSMAPの中で長男だと思ってます。もっと正確に言うと、「几帳面なママと男気溢れるパパの背中がちょっと遠くて、なんだか似てるようで似てない長女とも仲良いんだけど、結局しっかり者な弟におんぶに抱っこされてる長男」です。たぶん、世間一般的なイメージのつよぽんは、いつもニコニコのほほんまったり系イイヒトだけど、演技が上手くて実はすごい。みたいな感じだと思うんですけど、これはこれで合ってるんだけど、それだけじゃないんだよ!ってところを言いたい。


ゴローさんの時は「木村パパのことを彼氏だと思ってる長女」と例えたけど、つよぽんの場合は「木村パパのことをアニキと慕って止まない長男」です。二人とも木村さんのこと大好きなんだけど、その「好き」の種類が違うと言うか。つよぽんの場合、尊敬がプラスされてると思うんですよね。2012年の「SMAPがんばります!」の交換日記で木村さんのことを「日本一かっこいい兄貴」と言っていたのを強烈に覚えているからかもしれないんですけど。


まず、つよぽんはああ見えて実はなかなか男気ある人なんですよ。争いごととか揉め事が嫌いで温厚そうに見えてるけど、実は一本気で曲がったことが許せない。10代の頃のインタビューでも、「メンバーの中で一番喧嘩っ早い」とメンバーに言われていたくらい。正義感が強いところが木村さんにそっくり。他にも木村さんと同様にヴィンテージジーンズや古着、シルバーアクセサリーが好きだし、最近はギターも始めて「昔木村くんが飼ってたのと同じ犬を飼いたい!」とか言い出すから、ますます私の目には「格好良いと憧れるお父さんと趣味が自然と似てきちゃう息子」にしか見えなくなってきたよ…!そんな尻尾ブンブン振って全力で懐いてくる息子を、なんだか照れ臭くて「うざってーな」と思いつつも憎めなくて可愛がってる木村パパ…。ダメだ、やっぱ長男だ。


あとつよぽんの魅力と言えばやっぱ"しんつよ"でしょう。SMAP年少組の慎吾ちゃんとつよぽんの組み合わせ。普通はね、年上の方がわりとしっかりしてて唯一の年下である末っ子に対してだけはお兄ちゃん風を吹かせるのが年少組を愛でる時の基本スタンスだと思うんですけど、ここは逆なんですよ。長男なのに末っ子に甘えっぱなし。「俺は慎吾の"金魚のフン"だから」と昔言っていたと暴露されてるくらい、慎吾ちゃんの背中にくっ付いて後ろをフラフラと歩いてるイメージ。一人じゃなんも出来ないどーしようもないお兄ちゃんを「もー!しょうがないな!」とせっせと世話する末っ子が見れます。どのくらいどーしようもないお兄ちゃんかと言うと、"「新しく格好いい車買ったから、一番最初の助手席に慎吾を乗せてやるよ!」と約束したのに、いざ納車したら番組で友達になった東出くんを先に乗せちゃった"ってくらいにどーしようもないです。末っ子そりゃ怒るって。そしてそんな約束してる40と38ってなんだよ。可愛すぎか!!さすがは国民的アイドルだな!!!!!!


ちなみにアイドル草なぎ剛中居正広の二人はファンの間では「どんぐり」と呼ばれてたりします。理由は、「どっちも歌が苦手で実力は"どんぐりの背比べ"だから。」可愛すぎか!!!
草なぎ剛稲垣吾郎のコンビは「ロハス」。理由は、「二人とも身体に良いものが好きで健康思考な"ロハス人間"だし、二人ともマイナスイオン出てるから」。ちなみに二人だけスマスマの楽屋が一緒で、知り合いからもらった野菜とかをお裾分けしたりしてるらしい。癒される…。


ママからはいじられて可愛がられ、パパからは照れ臭さ混じりに叱咤激励され、長女とはほわほわとマイナスイオンを振りまき、末っ子にはおんぶに抱っこされっぱなし。超マイペースで我が道を行くけど飛び出す一言が面白くって目が離せない。いろいろやらかしちゃってもなんだかんだ憎めなくて、しょーがねーなーって可愛がっちゃう。ところがどっこい演技の腕はピカイチで、何も考えてなさそうに見えて実は計算尽く、に見せかけて本当のところはやっぱり何も考えてない。不思議な不思議な魅力の持ち主、つよぽん。四十路を迎えて、より一層男臭さが増して渋い良い男のビジュアルになってきたつよぽん。どうですか、ともに愛でてみませんか?


ってことで、今週末はMr.Sをリピって過ごしたいと思います。藍色のGANG好きすぎてDisc2ばかり見ているまななでした。

アイドルの恋愛を許せる日は来るのか

仕事し始めると一週間があっという間で、週末の休みなんてもっとあっという間でビックリしてます。ご無沙汰です。某有名ジャニヲタブロガーさんの記事を読んで、どうしてもこれを書きたくなったので、書き殴りますね。



「事後報告」というキーワードで思い付くのはこの人しかいないでしょう、赤西仁くんです。いつぞやのソロライブでは「事後報告」とデカデカと書かれたTシャツを着る演出をしたくらい、本人公認の「事後報告キャラ」です。そんなキャラあんのかよ。何を事後報告したかと言えば、言うまでもなく、結婚と妻の妊娠。いわゆる「出来ちゃった結婚」とその時のスポーツ新聞やワイドショーは報じていました。この日のことはよく覚えています。当時の私は昼夜逆転の生活をしていて、朝5時くらいまで起きてTwitterに張り付いてました。Twitterを通して知り合ったKAT-TUNファンの子たちと話すのが楽しくて仕方がなかった時期。ほとんどのフォロワーが寝静まった深夜3時ごろ。TLには私ともう一人の友達、あとはbotしかいなかった。突然そのツイートが誰かからのリツイートで私のTLに表れた。「赤西仁できちゃった結婚。」見た瞬間はそれがなんなのか理解できなかった。友達はこの事をまだ知らないみたいだ。どうしよう、これマジ?とりあえず記事を読んで…。貼り付けてあった画像を開くとスポーツ新聞の一面に大きく見出しが出ていた。マジか、マジか…。私の頭の中にはそれしか出てこなかった。他の言葉は何も浮かばなかった。とりあえず回って来たそのツイートをリツイートし、起きている友達に「ねえ、これ…」と話しかけた。その子もその記事を読んで、「マジか…」となっていたと思う。とりあえずこの朝刊ゲットしてくる!と最寄りのローソンへと走ったけれど、まだ朝刊は入ってきていないと言われて一旦家に引き返した。TL上では「今はまだみんな寝てるからいいけど、朝になって起き出したら…」と話していた。そう、私とこの友達は赤西が好きだけれど、"男として好き"という好きではなかった。彼の歌声が好き、ダンスが好き、作る音楽が好き、性格が好き、生き方が好き。"恋愛対象としての好き"ではなく、どちらかというと"人間として好き"で恋愛ごとはまぁそんなに気にしない、というスタンス。でも当時よくTwitterで絡んでいた他の子たちは違った。赤西くんを"恋愛対象として好き"だった。赤西くんと付き合いたい、抱かれたい、結婚したい。そんな感情で赤西くんを応援し、好きでいた子たちにとって、このスクープはどんな衝撃を与えるのかわからない。怖い。みんなのリアクションが怖い。今回はいつもの週刊誌とは訳が違う。こればっかりは笑い飛ばせないだろう…。そうこうしているうちに無情にも時は過ぎ、朝の4時。早朝のワイドショーをチェックするとさっそくこのスクープについて流れている。どうしよう、やっぱり本当だったんだ…と思っていた時、TLに「おはー」と赤西くんファンの子が呟いた。いつもめっちゃ早起きの子だ。やばい、みんなが起きてくる。この事をみんなが知ってしまう…!怖くなった私と友達は、逃げるようにTLを離れた。そして寝た。現実逃避だ。古い漫画じゃないけど、寝て起きたらなかったことになってないかな、なんて感じだ。まぁ結果なかった事になんてならなかったわけですけどね。


その後の赤西ファンたちがどうなったかと言いますと、まぁバラバラです。私みたいに"何されてもやっぱり好き!"っていうダメんずウォーカーみたいな人もいれば、"ソロになってこれからって時にあり得ない、見損なった"って人もいたし、"結婚は百歩譲っていいけど、事後報告はダメでしょ"って人もいた。ちなみにさっき書いた赤西くんと結婚したいと思っていた子は、"赤西くんの不倫相手になりたい"という新たな隙間を見つけて赤西くんに恋愛しています。このしぶとさこそがヲタク…!


この時の反応は本当に多種多様で、たぶん自分の中の価値観や赤西くんに求めるもの、応援するスタンスに基づいてリアクションが違ったんだと思う。昨日まで一緒に「赤西くんかっこいい!」と言っていた人たちが、こうも意見を変えるのか、と思うと同時に、アイドルとファンとの関係についても考えさせられた出来事でした。


ここからは私の超絶個人的な意見と見解、偏った物の見方なのでサラッと聞き流して欲しいんですけど、「アイドルの恋愛を許せる日は来るのか」という話です。端的に言ってしまえば、"許したくなくても許しちゃう、どうしようもないダメんずウォーカーが私です"という結論。だって人間なんだもの!という極論に私は行き着きました。よく言われているけれど、アイドルの本来の意味は"偶像、崇拝される人"です。つまり、私のような俗世間の人間とは違う、崇めるべき雲の上の存在ということです。神聖なものだってことです。毎日テレビの中で綺麗な服を着て、きちんとセットされた髪型とメイクでニコニコ笑っている。それが芸能人であり、そこから更に俗世間から超越した"恋愛について歌うけど、私生活では恋愛なんてしていない"、"劇の中では相手役に恋をするけれど、私生活では恋をしない"という矛盾に満ちた存在。それがアイドルだと思っています。ファンが求めていることはとても酷です。いつも元気でニコニコしていて欲しい、いつまでもキラキラしていて欲しい、ファンを大切にして欲しい、私たちを楽しませて欲しい、もっとテレビに出て欲しい、でもファンの近くにいて欲しい。ファンの数が増えれば増えるほど、その要求は大きく強くなり、全てに応える事は当然無理になっていきます。普通のサラリーマンの仕事とは違って、私生活にまで世間やマスコミやファンに口を出される。「それが芸能人。高い給料もらってるんだから当たり前。」と言われればそれまでだけれど、もし私自身がその立場だったら、と考えただけでゾッとします。とても無理だし、どんなお給料をもらっていたとしても耐えられない。それを24時間365日絶え間なく続けている彼らは本当に凄いし、たぶん生まれ持った才能がある人たちなんだろうなぁと思います。だから彼らは"偶像"であり、"崇拝される人"であり得るのだと。


それはとても尊い生き方であるし、それを応援する人がたくさんいる事も分かっています。けれど私は、そんな彼らを真っ直ぐに応援することはどうやらできそうにない。どんなに彼らが"偶像"と呼ばれようとも、本来は人間であることを知っているし、私と同じ俗世間で生きているんだと分かっているから、「普通に幸せになって欲しい」という思いが根本にあるんです。仕事は確かに大事だけれど、私生活も大事にして欲しい。恋をするのも、友達と遊ぶのも大事にして欲しい。縁のある人がいるのなら結婚だってして欲しいし、恵まれるのであれば子供を授かって欲しい。行きたい場所に行き、見たい物を見て、食べたい物を食べて欲しい。その人の望む生き方を、私は応援したい。


こう言うととても大袈裟に聞こえるかもしれませんが、でも人を好きになるってそういうことなんじゃないのかなぁ、と思うんです。いつも笑っていて欲しい。究極に突き詰めて考えたら、好きな人に望むことなんてただそれだけだったりします。まぁこんな世の中ポイズンなので、生きたいように生きられる人なんてそうそういなくて、みんなどこかで何かしら我慢したり諦めたり妥協したりして生きてると思うんですけどね。だからこそ私は、赤西くんが好きなんです。どんなに非難されても、外野に好き勝手言われたり書かれたりしても、自分のやりたい事をできる限り実現していると思うから。先に書いた"できちゃった結婚"も、本人の口からは「先にちゃんとプロポーズしてて、その後に子供を授かっていたことが分かった"出来てました婚"」だとファンに説明しているし、そのことをワイドショーで見て訂正したくて事務所に電話したら「もう報道されちゃってるから遅いと思います」って対応されたこととかはファンに言ってますからね。どこのマスコミも訂正しなかったですけども。前々から「いい人がいれば、すぐにでも結婚したい」と言っていたし、「仕事は勿論大事だけれど、プライベートも同じくらい大事にしたい」と語っていました。私生活が充実しなければ、いい仕事は出来ない、と。せっかくの一度きりの人生なんだから、自分らしく、やりたい事をやりたいと。そんなことを事あるごとにファンに向かって伝えて来てくれたからこそ、私はどんな事があっても赤西くんを信じてこれたし、応援し続けてきたんだと思う。いつか赤西くんが言った言葉で、「”ファンの人の希望に沿えない=ファンのことを思っていない”というわけでは決してない。」これに尽きると思うんです。多様化するファンの希望全てに応えるなんてことは到底出来なくて、たった一度の自分の人生を自分らしく生きたい。その為に、彼はグループを抜け、事務所を辞め、今の生き方を選んだんじゃないのかな、と。ステージでのびのびと歌い、踊る彼を見ていると本当にそんな気がするんです。「ああ、楽しそうにしてる。よかった。幸せだ」って。彼が幸せなら、私も幸せ。そんなシンプルな関係が確かに存在しています。


厳密に言えば、もう彼はアイドルではありません。だからこそこんな気持ちになれるのかも知れないけど、私の中にある根本の「人を好きになる」って気持ちは「その人に幸せでいてほしい」ってことだから、恋愛ネタが出ても"許したくなくても許しちゃう"と思うんですよね。私的には失恋してるわけだけど、まぁ最初から叶うわけないって分かり切ってる片想いだしなぁ…と。ショックを受けつつも、その後ちゃんと幸せそうにしててくれたらいいのかなーと。


そんなことをグルグル考えて、まとめて文章にするのにGWを費やしたまななでした。あと一日だけだけど、皆さんよい休日を!

私の母がスマヲタを量産している話

実家に帰ってきて何が一番快適かって、ジャニヲタ生活が捗ること。ちょっと漁ればすぐ昔の雑誌とか録画してた番組が出てくる。すごい。まあほぼSMAP関連のものですけどね。母のせいで。ってことで、今回は私の母を紹介します。
 
 
私の母はスマヲタです。あ、年齢出すのはなんとなくアレなんで、私の30上だということだけお伝えしておきます。わりと仲はいいです。二人で服買いに行ったり、映画観たりとかもします。ちなみに私は長女ですが、母は次女です。ジャニヲタに長女が多い説はちょっと信憑性あるなと思ってるけど、母は例外かな。
 
 
さて、母のスペックを軽く紹介。
女子校、女子大卒で青春時代にバブルだった世代。学生の頃からテニスが趣味。いつの間にかSMAPにハマっていて、たぶん中居担。テレビ、雑誌はまめにチェックするけど、ライブに複数回参戦することはなく、抽選が外れたら行かない年もある。都心に住んでないので、番協とかも行かない。
こんな感じです。「たぶん中居担」って言うのは、本人に聞いたことがないから。もう語り尽くされ切ってるけど、担当の定義は人それぞれなんで、母本人がどう思ってるのかは分かりません。でもSMAPの中で中居さんが一番好きなのは間違いない。
 
 
そんな母、何がすごいって周りの人間をことごとくスマヲタにしているところ。まぁその第一号が私なんですけどね。上にも書いたように、気が付いたら母はSMAPにハマっていた。昨日母の部屋の整理を手伝っていたら、一番古くて2002年のDrink!Smap!ツアーのチケットが出てきたので、この頃にはもうFCにも入っていたんだろう。この辺は私の記憶も曖昧だけど、覚えている限りのことを書いてみます。
SMAPが売れ始めた時に私は小学校低学年で、「SMAP全員の顔と名前わかるー?」ってクラスメイトに聞かれたことは何故か今でも覚えている。ちなみにその時、全員の名字は言えたけど、顔と名前は一致しなかった。今では想像つかないかもしれないけど、そのくらいの時代。ある日の夕飯を食べ終わった夜8時過ぎ、私はMステを見させられていた。「ほら、SMAPが出てるよ!」と母に言われ、何故か私はSMAPに興味がある子という認識をされていたのだ。何がどうしてそうなったのかは分からない。けど私はテレビの前に座って、ブラウン管の中で踊るSMAP6人を見ていた。何の曲かは全然覚えていないけど、確か白い衣装を着ていた気がする。私「お母さんは誰が好き?」母「えー、森くん!一番歌上手いし、ダンスも上手じゃん。」私「森くんってどれ?」という会話をした。たぶんそれが私の中での一番古いSMAPの記憶だと思う。もしかしたら、母はもうこの時既にSMAPが好きでハマっていたのかもしれない。森くんの名前と顔一致してたし。しかしその後すぐに森くんが脱退し、キムタクフィーバーが起きた。その頃には母はスマスマを見ていたし、気付いたら家に"ス"のVHSがあった。車の中で流れるのはSMAPのアルバムばかり。そんな英才教育を受けて、私は気付けばジャニヲタになっていた。何回「気付けば」って言うんだよ。でもそのくらいなんとなーく洗脳されていたのだ。ちなみにその私は後にV6にハマり、弟を教育してジャニヲタにします。血は争えん…。
 
 
さてさて、無事に私をジャニヲタにすることを成功させた母だけど、私をSMAPのライブには連れて行ってくれませんでした。あんたはV6とかKAT-TUNでしょ!と思ってたのかもしれないし、あんたの分までチケット代払えないわよ!もったいない!と思ってたのかもしれない。たぶん後者。じゃあ誰と参戦していたのかと言うと、テニス仲間の主婦の方を誘っていた。母の友達としてよく聞く名前は四人ほどだけど、そのうち少なくとも三人はジャニヲタ化している。75%の確率で洗脳済みかよ…こえーな、母。何せ子供はもう高校生~社会人で手がかからなくなったし、自由に使えるお金と時間がたっぷりある世代。「SMAPのチケットあるんだけど、行かない?」と誘えばまあ興味がなくても一回くらいは、と付き合ってくれるでしょう。そして行ってしまえばもう簡単。知っている曲はたくさん歌ってくれるし、アルバム曲で分からなくたって見てるだけで十分楽しい!キラキラ、ドキドキ、ワクワク!かっこいい!可愛い!面白い!三拍子揃ったあの三時間を体験してしまったら、もう好きになるしかない。そうして、母の友人AさんはSMAPのCDやDVDが出れば当然の如く買うようになり、友人BさんはSMAPを入り口にジャニーズ全般に興味を持ち母娘でハマり、友人CさんはSMAPライブのために遠征までするようになりましたとさ☆ちゃんちゃん!
 
 
はあー、コワイ。洗脳するのに一番の特効薬であり難関の「ライブに連れて行く」をサラッとやってのける母。たぶんスマヲタにしようとは企んでいないはずだけど。そして、ライブに一回行って終わりになるのではなく、その後の資金と時間的な余裕を持ち合わせている母世代っていうのが上手く噛み合ってこういう結果になってるんだろうなぁ…。ものの見事にスマヲタを自分の周りに増やした母は、行けない公演のグッズの代行を頼んだりDVDの貸し借りをしたりと、とても充実したヲタライフを送っています。何よりです。
 
 
ということで私の母自慢でした。ところで、もしこのブログを母に見られてたらどうしよう…!こえーよー!

稲垣吾郎の長女感が止まらない、堪らない

見た!?この前のスマスマ大運動会!!!

 

思わず書き出しから大文字の太文字だよね。いやぁ、面白かった!!!!!テレビってこんなに面白いんだ、と思った。そして、あの放送を見て自分の中にちょっとした波が来てる。

 

 

稲垣吾郎にハマりそう。

 

 

まさか。自分の中でまさか過ぎる。そこ行く!?って自分に問いかけたい。いや、エイトの丸にハマった時も思ったけど。だからDDって怖い。次に誰にハマるのか自分自身でも予測できないのが楽しい♪とか言ってたけど、全然楽しくねぇ。怖い。だってどこに踏み出しても沼しかない。コワイ。

 

 

で、タイトルに戻るんだけど、ゴローさんの長女感とは何ぞやって話ね。SMAPって家族感がすると思うんですよ。役割というか、キャラというか立ち位置というか。まぁ一個人の独断と偏見を垂れ流す場なので好き勝手書きまーす。どなたからも苦情は受け付けませんので、あしからず。

器用だけど実は心配性なママ中居さん(42)

特攻隊長で男気溢れるパパ木村さん(42)

美しいものが好きでミステリアスな長女稲垣さん(41)

マイペースでのほほんとしてる長男草なぎさん(40)

末っ子なのに一番大きくなっちゃった次男香取さん(38)

年齢順に見ても、このキャラクター設定はしっくりくると思うだよね。パパとママの年齢がタメってとこにもものすごい萌えとデステニーが詰まってるんだけど、それに触れると超大作の論文書けちゃうから今はそのパンドラの箱は開けません。うっかり触ると危ない。

 

 

じゃあなんでゴローさんが長男じゃなくて長女なのかって言われると、ゴローさんって女性っぽさを併せ持ってると思うんですよ。この前のISOROでもそうだったけど、人との付き合い方が女性のそれと同じ。仲のいい同性の友達がよく家に泊まりに来る、二人でいちご狩りに行く、あーんして食べさせ合ったりする。これ、女性同士ならよく見る光景だと思う。でもこれを男性同士でやってるのを見ると、途端に「え…(引)」みたいなリアクションになりがちなのが不思議というか理不尽というか。同性愛!?みたいに騒がれるのがなんだかなぁ、と思う。あ、脱線した。

 

あとメンバーへの接し方も長女っぽい。特に木村さんへの態度が顕著。日本一かっこいいパパが自慢で、好きで好きでしょうがない。パパのこと彼氏だと思ってる。その証拠がこちら。

・並んで歩いてるとだんだん木村さんの方に体を寄せていっちゃうゴローさん(無意識)

・隣にいるのにメールで「だーれだ?^^」と木村さんに送るゴローさん。

・木村さんに「それいいね!」って履いている靴を褒められて、「えっ、本当?嬉しい!」と喜ぶゴローさん。
・木村さんの誕生日に同じものをプレゼントしようかな、と思うけど「僕とお揃いの靴は嫌かな?せめて色違いにした方がいいかな」と悩むゴローさん。
・でも違う現場で履いてもらえればいいし、木村さんのことが大好きだから自分的には全然お揃いでもいいし、何より褒められたことが嬉しかったから、結局全くお揃いの靴をプレゼントしたゴローさん。

・苦手な揺れる乗り物に乗ったとき、あまりの怖さに「うわぁーーー!木村くーーーん!!!」と叫んで助けを求めるゴローさん。

・乗り終わった後「こいつテレビってこと忘れて俺の手握ってきた!!w」と木村さんに言われるゴローさん。

 

ね、めっちゃ長女でしょ?まだまだあるけどちょっと書ききれないんで、気になった人は後で各々調べるように。「きむごろ エピソード」とかで検索すれば山のように出てくるんで。一緒に沼にハマりましょう。

 

 

もちろん、ほかのメンバーに対しても優しいし大きな器で接してて、どんなにいじられても「それが僕の役目だから」と受け止めてるし、中居さんからどんな無茶振りされてもさらっとホームラン打っちゃうバラエティ力(りょく)を秘めてる。「年齢的にも僕が真ん中だから」と”SMAPの中間管理職”を自負していて、中居さんが「木村拓哉っぽい人、中居正広っぽい人は他にもいるけど、稲垣吾郎っぽい人はどこにもいない。それがSMAPの強み」と言っているように唯一無二の存在、キャラクターを貫いている。クールでミステリアスな外見に反して、喋りだしたら止まらないし、せっかちでちょっとおっちょこちょい。シャンパンと映画と胡蝶蘭が好きだけど、ガンダムと戦闘機のプラモデルとX JAPANも好き。ギャップの塊じゃん!!!!!

 

そこにきて、スマスマ運動会でのあの活躍。SMAP5人の50m走で意外な(失礼)瞬足を見せつけられてから、だんだんと「あれ、これヤバくないか…?」という予感がしていたけど、最後にMVPを取った瞬間に確信へと変わった。「来る…ゴローさんの波が来るぞ…っ!!」「でもヤダ!!その沼にハマりたくない!!つらいの目に見えてる!!!!」←イマココ

 

 

そんな心境の変化をジャニヲタ友達Nに伝えたところ、「もう逃れられないから諦めた方がいい」と言われました。うん…その通りなんだけど……。と煮え切らずに、まだ最後の悪あがきをしてジタバタしようと思ってる。次にゴローさんがなんか私の心のツボを押してくれたらきっと落ちると思う。要するにただただもっと萌えたいだけ。ほら、ドMだから。ということで、現場からは以上です。

失恋したいジャニーズランキング~まなな編~

もう旬は過ぎた【失恋したいジャニーズランキング】今更ながらやってみる。n+1番煎じだとは思うけど、書きたいから書く。久々に妄想した内容が失恋だから、もう自分で自分を虐めてるよね。ドMでしかないよね。ちなみにこれ以上思いつかなかったので、中途半端に6位からのスタートです。それでは元気にいってみよう!


王子。たぶんどっかの国の王子なんだと思う。お顔の美しさは勿論、ソロになって初めてのツアー、エロPを見に行った時に彼の王子としての才能を見せつけられた。演出でね、抽選で選ばれたお客さん二人をステージに上げて山Pにもてなされるって場面があったんだけど。女の子の前に片膝ついて「今日の記念に」って一輪の薔薇を差し出したんですよ。何それ?!?!てなるじゃん。だけどそれが、新宿のチャラいホストとか、ありがちな少女漫画の一コマには見えなかった。私には高貴な王子様の姿にしか見えなかった。同じ会場にいる山Pファンの女の子達は誰も嫉妬した風ではなくて、「素敵…♡」って目の前の光景にうっとりしていたと思う。山Pは誰か一人のものではない、みんなの山Pなんだ!と思わされた瞬間だった。だから王子。もう世界美形遺産に登録されてて欲しい。どっかの国を訪問する度にマスメディアに取り上げられて、優雅に手を振る写真とかが新聞の一面になって、はぁ~やっぱりお美しいわぁ…とうっとりする。全人類がうっとりする。そんな王子と、同じく世界美形遺産に登録されている美女との結婚が発表されて、世界中がお祝いモード。美しい!まるで絵本の中の王子様とお姫様みたい!そう、小さい頃によく読んだあの物語のプリンセスはいつも私じゃなかった。何処かの国の綺麗なお姫様だった。って感じの失恋。これ失恋か?


じゅんのーーー!誠に勝手ながら、じゅんのとは一回ちゃんと付き合いたいです。大人で穏やかなお付き合いをしたいです。そこから振られるというか、別れ話がしたい。別れ話を切り出されたい。「俺も別れたくないよ…嫌いになったとかじゃない、飽きたとかじゃくて…。ごめん…」みたいな、「じゃあなんで?!」みたいな理由の別れ話がいい。お互い涙ぐみながら別れたい。なんだこの願望。
社会人として働き始めて、仲良くなった同期が田口くん。いつもニコニコ、愛想が良くて人当たりも優しい、先輩達からも可愛がられてる期待のエース。独身女性社員からの評価も高くて、あの手この手で田口くんの彼女の座を狙ってる。でもそんな彼のハートを射止めたのはこの私♡社内の人には内緒で付き合ってるんだ♡平日はお互い忙しいけど、週末には必ずデートをして二人っきりの時間を楽しんでる。仕事も恋も順調で幸せってまさにこの事なんだなぁ…とか思ったら急に田口くんに海外赴任の辞令が。田口「ごめん…いつ帰れるかわからないし、君を待たせるなんて出来ない…」誠実な田口くんはそう言って旅立ってしまった。お互いに好きだけど、別れなきゃいけない時もあるんだよね…(号泣)
ってなんだこの安いドラマは。


意外かもしれませんが、私は村上さんの顔がタイプです。犬顔好き。リアル初恋の人にちょっと似てるっていうのもあるかもなぁ。ってことで村上さんは初恋で失恋したい!
二位のフェミニスト丸山に振られて撃沈してる時(どうでもいいネタバレ)に、「お前丸に振られたんやってー?」とか言って八重歯見せながらからかってくるのが、家が隣同士で幼馴染の信五。幼稚園から一緒で、親同士が仲良くて腐れ縁。私「誰から聞いたの」信五「大倉が昨日見たって」デリカシーのない大倉に殺意を抱きつつ、幼馴染に恋愛事情を知られた事がなんだか気恥ずかしい。信五「まあお前には丸は無理やろ!」とスパッと酷いこと言いながら、目尻にシワを作ってくしゃっと笑うその顔は昔から変わっていなくて、そういえば私の初恋は信五だったなぁ…と思い出す。幼稚園の頃は一日中信五と一緒に遊んで、信五と結婚するーとか言ってたっけ…。成長するとともに何時の間にか消えていった、淡くて幼い恋心を偶に振り返ってキュンとする。そんな失恋。


打って変わってこちらは大人な恋愛対象。セクシーダイナマイトバディな慎吾ちゃん見る度に「抱いて!」と叫んでる。心の中で。偶に口から出ちゃうときもある。慎吾ちゃんとはワンナイトラブがいいな。酔っ払ってその場の勢いでホテルになだれ込んでそのまま気が付いたら朝で、隣には既に彼はいなくて、もちろん連絡先が書いたメモなんて残していってくれないし、むしろ名前すら知らないままなのがいい。ワンナイトの後、あの人はどこに住んでてなんの仕事してるんだろ…と頭の片隅から離れない存在になってほしい。恋したことに気付いた瞬間に失恋してたパターン。切なっ!


ハイ、四位の村上さんでネタバレした丸。無自覚本気愛疑惑の丸。もうここから妄想がすごいリアルになってきて、脳内で何度も好きになって何度も失恋してるからつらい。ただただつらい。
丸山くんはね、すげー優しい。すげーフレンドリー。クラスは違うけど学年内では有名なお調子者で、男女問わず友達が多い。どのグループにも属さないけど誰とでも分け隔てなく接してスクールカーストとは無縁な人種。ギャルっぽい綺麗な女子とキャッキャしてたかと思えば、教室の隅で一人本読んでる暗め女子とも和やかに話してたりする。そんな彼だからモテそうなのに浮いた噂の一つもなくて、それが余計に「私でもチャンスあるかも…?」と思わせてくるからタチが悪い。優しくしてくれるし、よく話しかけてくれるし、仲良くなったし!とそこそこの自信を持って告白したら「あー…ごめんなぁ?俺今恋愛とか興味ないねん…」とか言われて振られそう。つらい。そこそこの自信を持って告白してるから余計につらい。なんなの。あの男なんなの…だって優しくしてくれたし、めっちゃ話しかけてくるし、ボディタッチもしてくるし…断られた理由も私がタイプじゃないって言ってなかったし…。もしかして、まだ可能性あるんじゃない??…だめ、好き、やっぱり好き!!!(無限ループ)


だよねーーーーー!そりゃ一位だよねーーーーー!二年くらい前まで本気愛してたもん!軽く本当に失恋してるもん!っていうか、身近にこんな人いたらまず間違いなく恋してるし、間違いなく失恋してる。失恋しても、好きで好きで諦められなくてずーーーっと片思いしてそう。はー、よかった、身近にこんな人いなくてよかった!!!!!!心の底からそう思うくらい、この人はリア恋枠です。その分妄想もキモイです。
私とニノは同じ大学の仲良し男女混合グループ。いつもそのメンツで飲み会したり、レンタカー借りて旅行に行ったり。ニノは友達が少ないとか言いつつ楽しいこと沢山知ってて、休日は部屋に引きこもってずっとゲームしてるらしいのにコミュ力高いし話も面白い。歴代彼女もみんな可愛くてそこそこ長く付き合ってたって同じグループで彼の親友の相葉くんから聞いた。飄々としてて何処か掴みきれなくてなんか気になるなって思ってたら好きになってた。私の気持ちは態度でバレバレなのに彼は何も言ってこない。あー、ダメなんだろうなぁと感づきながらも「私、ニノのこと…」とみんなとの飲み会の後、送ってもらう夜道を並んで歩きながらポツリとこぼせば、「俺はやめとけ、もっといい奴がいるって」と私の顔も見ずに返される。もっといい奴って誰だよ!私はあんたが良いんだよ!!!と思いつつ、この想いが絶対叶わないことだけははっきりと分かって、すぐに吹っ切るのは無理だけど、大学生の間はいつものグループでわちゃわちゃしよーね、ってなるパターン。で、わちゃわちゃしつつも実はひっそりとまだ消えない恋心を抱き続けるパターン。向こうに彼女が出来ても諦められないパターン。ほろ苦すぎる青春。


はあ、終わった。この記事書きながらもう6回も人を好きになって、6回も振られてるから、メンタルがやばい。丸には無限ループで振られてるからつらい。ただでさえ少ない私の恋愛ゲージがどんどん下がっていく…。もう恋愛なんてしない!!!とか言い出しそう。春なのに…新しい出会いの季節なのに…。やっぱり今年も恋愛せずに春が終わりそうです。現場からは以上です。

SMAPというバラエティが終わる時

どうでもいい近状ですが、引っ越しました。

 

連日、荷物をまとめたり掃除したりそれをまた解いたり掃除したりで体中がバッキバキです。この時期、春から始まる新生活に心躍らせている人も多いんだろうなぁと思うけれど、あいにく私は一人暮らしをしていた都会から、実家のある田舎へと出戻りするだけなので、ちっとも心は躍らない。むしろ沈む。しかも8年も暮らしていた部屋を片付けたので、無駄に荷物が多かった。持ち帰る物よりも捨てた物の方が多かったのでは、っていうか確実に多かった。なんでもかんでも溜め込むのはやめよう、今度こそ部屋を綺麗に保てるようにしよう、と固く心に決めながら段ボールを組み立てていた。ちなみに、御曹司であらせられる嵐の櫻井翔さんは段ボールを組み立てられません。組み立て方をご存じないと思われます。こういう些細なことで(どうでもいい)ジャニ情報が出てくるのがジャニヲタだよねっ☆

 

 

さて、先日そんな引っ越しの荷造りにジャニヲタ友達のNが手伝いに来てくれた。っていうかNがいなかったら今回私は引っ越せていなかったと思う。マジ感謝。Nが持ってきた関ジャニ∞の十祭や嵐のPopcornのDVDを見ながら部屋を片付けていたんだけど、だから準備進まないんだよ!ということは重々承知です。ごめんなさい。夜中になって、NがSMAPのコンサートDVDが見たいと言い出したので、2002年の”Drink!Smap!"ツアーのDVDを再生した。これは、SMAPがCDデビューして11年目のツアーで、DVDに収録されているのは味の素スタジム(当時は東京スタジアム)の公演だった。奇しくもその前に見ていた関ジャニ∞はデビュー10年目に味の素スタジアムで十祭をしていたので、それぞれの10年間を振り返ってみていろいろと感慨深くなってしまった。

 

Nと「この時のSMAPはデビュー11年目だよ!」「中居さんいくつ?え、30!?」「慎吾ちゃん25ぉ!?!?銀髪ハァハァ抱いて!!!」とか言いながら見てたんだけど、今から13年前なので当然みんな今より若くて、でも木村さんと吾郎さんは何故か変わってなくて、つよぽんチョナンカンだった。”Drink!Smap!"といえば、同じ時期に同じ名前の炭酸飲料がキリンから発売されていた。

 

f:id:mnnxJ:20150317205308j:plain

ちょっと考えてほしいけど、アイドルグループの名前が付いた飲み物が発売されていたのである。ショップ限定とかヲタ向けにではなく、普通に全国で缶とペットボトルの両方が売られていた。これってめちゃくちゃすごいことなんじゃないかと思う。当時もなんとなくすごいなーと思っていたが、今冷静に考えてみたらすごい、めちゃくちゃすごい。事の重大さにびっくりする。それだけSMAPという存在が絶対的な国民的アイドルであり、世間の共通認識だったのだ。そしてそれは13年後の今も変わっていない。SMAPはこの13年間もずっと国民的アイドルで居続けた。CDデビューしてから24年間、結成してからは27年間売れない時期があったとはいえ、SMAPはずっとアイドルとして第一線で活動し続けてきた。最年長の中居さんと木村さんは今年で43歳になる。私は、こんなに長い間アイドルとして文字通りの第一線で活躍し、また人気と実力を兼ね備えているグループを他に知らない。

 

 

Nとそんな話で盛り上がった後、ふと私の中に芽生えた疑問がある。SMAPはいつまでSMAPなんだろう?」

 

 

最近はライブツアーも二年に一度しかなく、昨年の27時間テレビで見せた45分間ノンストップメドレーでも中居さんが体力の限界を感じてテレビ画面から姿を消すシーンがあった。歌って踊ってコントもこなすSMAPのライブは一公演約3時間、いくら40台の男性が働き盛りとはいえ体力的なピークはもう過ぎているのではないだろうか。テレビや雑誌、映画、舞台などで活躍することはこれからでも出来るのかもしれない。でも、あの唯一無二の世界を創りだす、私たちファンとの距離が一番近くなるあのSMAPライブは一体いつまで…?と考えてゾッとした。昨年の「笑っていいとも!」のグランドフィナーレで、中居さんはこんなスピーチをした。

 

 

「やっぱり…バラエティっていうのは非常に残酷なものだなとも思います。歌の世界っていうのは、いずれライブとかやれば最終日があって。ドラマもクランクアップがあって、映画もオールアップがあって。なんか始めるときにその終わりを…ゴールに向かって…それを糧して進んでるんじゃないかなって思います。でも、バラエティは終わらないことを目指して進むジャンルなんじゃないかな、と。覚悟を持たないといけないジャンルなんじゃないかな、と。」(一部抜粋)

 

 

私にはない考え方、物の捉え方だったので、ものすごく衝撃的で、そして何故かとてもショックだった。その答えがここにある気がするのだ。「私たちは、SMAPというバラエティと見ているのではないだろうか」と。27年前に始まったSMAPというひとつのバラエティを私はのほほんと楽しみ、搾取し、そこにあるのが当たり前かのように思っているけれど、それは終わりのないゴールに向かってひたすらに走り、残酷な道だと知りながらも覚悟を持って突き進む五人がいるからなのだ。

 

 

私はジャニヲタをやめたいと思ったことはない。けれど、もしこの先ジャニヲタをやめたいと思うことがあるとしたら、それはSMAPというバラエティが終わる時だと思う。とんでもない発想を持ったSMAPのブレイン中居正広が考える、SMAPのグランドフィナーレとは一体どんな演出なのか。見てみたい気もするけれど、その100倍見たくないという気持ちがある。今のうちに、SMAPというバラエティをめいっぱい楽しんでおこうと思う。

脳内失恋を繰り返してもやっぱりまだ丸が好き

最近、丸に対する嫉妬がひどい。

 
 
もともと丸の優しさとか包容力がいいなぁと思って(脳内で勝手に)甘えていたんだけど、多分私は無意識のうちに丸に本気愛なんだと思う。だって付き合ったら絶対優しくしてくれるしメロメロに甘やかしてくれる。顔を満面の笑みでデロデロにしながら「まななはかわええなぁ~かわええ~♡」と言ってくれるに違いないし、ベタベタとイチャイチャしてくるはずだ。すごい独断と偏見だけど。私は喪女なので、ベタに女の子扱いしてくれて分かりやすく愛情を伝えてくれる人に弱い。すぐほだされちゃう。「えぇ~?そんなことないよぉ。恥ずかしい…♡」とか言って甘えてる、脳内で。全国の丸山担さん、申し訳ございません。反省も後悔もしていません←
 
 
ところが、一番最初の記事にも書いたけど、丸の優しさは私だけに向けられた物ではないことに気付き始めた。いや、何当たり前のこと言ってんだよって感じかもしれないけど引かないで。アッ、やめて、白い目で見ないで!
 
 
丸は万人に向けて優しいし、特に女性に対してはすぐスキンシップをとり、「可愛い」「好き」を連呼する。先週のレコメンでは「前まではありがとうって意味でよく女性に"頭ぽんぽん"をしていたけど、最近はしなくなった」と言っていたが、逆を言えばお前20代の間はずっと頭ぽんぽんしてたのかよ、しかもありがとうの度にかよ!と突っ込まずにはいられない。メイクさんが髪型を整える度に、衣装さんが服の裾を直す度に、丸山さんにちょっと微笑まれながら「ありがとう(京都弁)」と頭ぽんぽんされてると想像したら。どんだけ女タラシやねん!!!と激しく突っ込みたい。関西人でもないのに関西弁で突っ込みたい。はあ、ツライ。(ため息)
 
 
今週のジャニ勉はIVANさんがゲストだった。背は高いけれど、スタイルもいいし顔立ちもハーフで整っているし、仕草や服装も女性らしくて可愛らしい。私はもう完全に女性として見ている。IVANさんがスタジオに登場した時点で香水のいい香りがするらしく、丸は手首の香りを嗅がせてもらい後ろから抱き着くくらいメロメロだったが、「結局男はぶりっ子が好き」と主張する彼女は男を落とす手練手管を知り尽くしている。テクニックを体験した大倉さんもニヤニヤしていたから、悪い気はしていなかったんだと思う。私は喪女なので(二回目)、そんな高度なテクニックは使えないし自分を可愛く演出するようなことも出来ない。出来ない私が悪いんだと言われればそれまでだが、なんか悔しいしデレデレしてる丸にキィーッてなる。八つ当たりです、ごめんなさい。はあ、ツライ(ため息二回目)。
 
 
さらに今週のレコメンではトークテーマが「"それ可愛いと思ってるの?"と女子に対して思う言動」だった。女子が女子に「ぶりっ子してんじゃねーよ」とディスっている内容のメールがたくさん届き、それを読んでトークする村上と丸山。村上さんは結構硬派というか女子を見る目が厳しめだったので、「こんなんアホちゃうか!」とバッサリ斬ることが多かったが、フェミニスト丸山は違った。「えー、そんなん可愛くない?ちょっとアホな方が可愛いやん。守ってあげたくなるっていうか」とおっしゃった。読んだメール全てを肯定していたわけではないけれど、村上さんに「(この行動をしてるのが)男だったらアホやんって思わん?」と聞かれた際に「あー、男やったらそうやな。異性だから許しちゃってる!」と答えていたので、丸山さんは基本的に女子に甘く、女子が意識して使っている"モテ技"にコロッと引っかかり、まんまと可愛いと思わされてるタイプの人間だと確信した。繰り返すが私は喪女なので(三回目)、そんな技は使えないしそもそも使おうとも思わない。使っている女子を「ぶりっ子してんじゃねーよ」とディスる側の人間だ。ディスりながらも、心の何処かでモテる為の努力を惜しまない彼女たちを羨ましく思い、憧れているのかもしれない。だからこその嫉妬がすごい。私には出来ない技を使って、丸をメロメロにしている!ズルい!でも私にはどうせ出来ない!!でも私も丸をメロメロにさせたい!!!うわぁああん!!!!と半泣きだ。はあ、ツライ(ため息三回目)。
 
 
そんな感じで、多分これ私は丸山本気愛だけど、それに気付かずに生きていきたいと思っている。本気になればなるほど辛くなるのが目に見え過ぎている。だいたい、丸は"追いかけさせてくれる女の子"が好きなんだ。自分に対して夢中な女の子ではなく、ちょっと冷たくて丸のスキンシップや優しさをサラッと受け流すような、Sっ気のある女の子が気になっちゃうM男なんだ。私はドM女だから、もうその時点でうまく行かないんだよ!うわぁああん!!!!はあ、やっぱりツライ(ため息四回目)。
 
 
これ以上書いてるとまた脳内失恋を繰り返してしまうので、書き殴って終わることにする。それでもやっぱりまだ丸を好きでいたいんだ。ほら、ドM。