誰でもいいって訳じゃない

赤西とSMAP、その他J事務所のつまみ食い

さようなら、故郷

久しぶりに書くことがこんなことになるとは思わなかった。

 

正直、私がハイフンだと名乗っていたのは赤西くんが抜けるまでだったので、5人、4人になってからのKAT-TUNは追いかけてなかった。それでも、高校生のころから、大学卒業までずっと好きだったし、その繋がりで出来た友達もたくさんいた。ハイフンはみんな面白くてノリが良くて行動派で、会ってみたら普通に可愛い子ばかりでびっくりした。ファンは担当に似るというけど、本当にそうだった。私がハイフンでいて一番楽しかったと思っているのは、ハイフンのみんなが楽しい人たちばかりだったからだ。青春の一番楽しく、キラキラとしていた時期を、私はKAT-TUNとハイフンと過ごした。宝物のような思い出を、たくさんくれた。大好きだった。あんなに夢中になって一つの物を好きになって楽しかったのは、KAT-TUNだけだ。

 

そのKAT-TUNから赤西くんがいなくなったとき、私の中で、KAT-TUNの存在は少し軽くなった。私は個人としての赤西くんが好きすぎた。もう6人で並ぶ姿が見れないのか、仁亀のあのハモりはもう聴けないのか、とかそういうことも思ったけど、それでもあの時のKAT-TUNは、5人+1人だった。もう同じ器には入れておけないところまで来てしまったんだな、というのがひしひしと伝わってくるくらい、分岐点にいた。だからなるべくしてなった結果だと、割と受け入れるのも納得できた。

 

「みんなは嫌いだったって言うけど、僕は最初からずっとKAT-TUNが好きだったよ」

 

田口くんの言葉だ。この一言に全部が詰まってると思う。KAT-TUNのライブに行って、一番楽しかったのは、アリーナ席の真ん前に田口が乗ったトロッコがやってきて、がむしゃらに跳ねながらピースフル・デイズを歌った時だ。目の前であんなに跳ねられたらこっちも跳ねるしかない。ペンライト握った手を挙げて、一緒に跳ねた。何も考えず、ただただ楽しかった。ただただ、楽しかったんだ。

 

どうしてこうなったのかは、きっと本人たちしかわからないだろうから、時が過ぎるのを待って、心の折り合いをつけるしかない。知らされる側の私に出来るのはそのくらいだ。

 

それでもこうして書いているのは、ひとつの今の気持ちを残しておきたかったから。不快に思う人もいるだろうし、誰かを傷つけてしまう言葉だとはわかっています。それでも敢えて書きます。

 

私の好きになったKAT-TUNはもういない。あの頃とあまりにも形を変えすぎてしまった。あんなに好きになってあんなに大騒ぎして、あんなに大切な存在だったKAT-TUNは、もうなくなってしまった。4人のKAT-TUNが最近安定してきて、この前のコンサートもすごくよかったと聞いて、DVD見てみようかな、今のKAT-TUNとして好きになれるかな、と思い始めていた時期だったので、余計にショックが大きい。3人でKAT-TUNだと名乗らないでほしい。それは、KAT-TUNではない、別の何かだ。あの頃の抜け殻をもうまとわないでほしい。歩んできた歴史をあの3人が背負うには、荷が重すぎる。そして、もう背負ってほしくない。そんな3人を見たいわけじゃない。亀にも、たっちゃんにも、中丸にも、もっと幸せにアイドルしてほしいんだよ。今のハイフンにも、もっと幸せにファンとして応援してほしいんだよ。6人の時代も、5人の時代も、間違っていたわけじゃないよね?けれど、KAT-TUNはもうおしまいにしてほしい。元ハイフンだから言えるのかもしれないけれど、古巣がどんどん変わってくのを見るのは耐えられない。

 

赤西くんの時より、聖の時より、今が一番ショックが大きいです。

私たちは彼の後ろ姿しか知らない。

木村拓哉さんのことです。
 
映画HERO観に行ってきました。(観に行ったのは先月なんですけど、なんだかんだ書き上げるのが遅くなってしまった。主に赤西くんのせい。)久利生公平と、木村拓哉。スクリーンを見ながら、私は二人の人間を見ている気分でした。出てくる台詞で印象的だったものをひとつここに書くので、嫌な方は読まないようにしてくださいねー。
 
 
 

 
 
ちょっと前に「キムタクは何をやってもキムタク」というネット記事を読みました。このフレーズは揶揄として使われ、しかも彼にしか使われないと。なぜ彼だけがこのように言われるのか。このフレーズを使うことによって、私たちは彼の全てを知った気になっていないか。時代の寵児としてあっという間にトップに君臨した彼を、掌握した気になっているだけじゃないのか。そんなことを問いかける記事だったと記憶しています。映画の中でも同じような台詞が出てきます。「久利生さんは、やっぱり久利生さんだった」。このフレーズは、前向きな意味で使われていたと私は受け取りました。正義感が強くて諦めが悪く、どこまでもしつこくて我儘で、周りの人を振り回す。でも、それが彼の良さだと。どんなに困難でも、真実を追い求める姿勢はいつまでも変わっていないんだと。
 
その時、私には久利生公平と木村拓哉が重なって見えた。久利生公平が私の目の前に現れてから14年。確かに今日観た久利生さんも、14年前に観た久利生さんと変わっていなかった。人ひとりが亡くなった。原因となった被疑者の人生を預かっている。その事を純粋に真摯に受け止め、検事として被害者に何が起こったのか真実を突き止め、与えるべき罰を与えられるべき人へ。その姿勢は今でも全くぶれず、潔かった。
 
 
平成生まれの人たちにとって、きっと生まれた時から"木村拓哉=キムタク"で、それが当たり前のごとく彼はトップスターであり、トップアイドルだったでしょう。でもギリギリ昭和生まれの私やそれ以上の人たちは、木村拓哉がまだただの”木村拓哉”でしかなく、そこから一気にスターダムへの階段を駆け上がっていった様子を知っているのではないでしょうか。私は当時小学生で、しかも都会とは時差のある田舎だったのであまりハッキリとは覚えていませんが、それでも”キムタク”が売れていったスピード感は凄まじく肌で感じられました。脇役として出演したドラマの役が大ヒットして若い女性のハートを掴み、その美しい顔とそれまでの正統派ジャニーズアイドルにはなかった、やんちゃで危うげな不安定さ、力強い目力と何とも言えない迫力のあるセクシーさで一気にファンの年代層を広げていきました。世の中の女性の大半は彼に心奪われ、彼に夢を見た。抱かれたい男No.1に選ばれ、時代の寵児になり、世の中は彼一色に染まった。テレビをつけても雑誌を開いてもそこには彼がいた。あの売れ方は今考えても異常だと思う。言っておくけど、嵐なんて比じゃない。世間や大衆とかいうよく分からない実体のない雰囲気が、”キムタク”というアイコンに好き勝手に色を塗り、本来存在しない架空のアイドルスターを創り上げたようなものだと思う。もちろん、木村さんの持つ素質やその後の努力に依る部分も大きかったと思うけれども。突然現れた、分かりやすく時代を象徴する一人の男の子に、沢山の希望と要望と欲望を押し付けた。かっこいい、イケメン、男らしい、セクシー。軽率に言葉にしてしまえるのに体現するのは困難なことばかりを彼に求め、その背中に投げつけた。こうあってよ、こういてよ。私たちの理想でい続けてよ。なんて残酷な要求だろう。でも彼は今日までその厳しい要求に応え続けてくれている。どんなにむちゃくちゃな事を言われたって、飛び越えるハードルが高く設定されていたって、彼は体当たりでそれらを超えてきた。決して振り向かず、ただただ前だけを見据えて。そうやって、20代から今までの20年間近くをひたすらに走り続け、私たちが求める木村拓哉を見せ続けてきてくれた。私たちはただ彼の後ろ姿を追っていたに過ぎない。木村拓哉をキムタクにしたのは、他の誰でもなく当時彼を祭り上げたあの雰囲気であり、それをいつまでも私たちは引きずったままでいる。結婚しようが父親になろうが30歳になろうが40歳になろうが、お構いなしにあの時の夢の続きを彼に見せてもらっている。彼に取って代わるただ一人の男の子が未だに誕生していない事がその証拠だと思う。だから私たちは彼に夢を見続ける。だから彼は「キムタクは何をやってもキムタク」と言われてしまう。それもそのはず。だって私たちが求めている事が変わっていないんだから。
 
 
「かっこいい」とは何か。誰も文句の言えないかっこよさとは何か。一点の曇りもなく正しく、正々堂々と真っ直ぐで情熱的。勝ちにこだわる負けず嫌いだけれど、負けた時には潔く相手を讃える。いつも努力を惜しまず、だけどそれを表には見せない。誰にでも平等に優しく紳士的で、目上の人から可愛がられ、後輩からは慕われる。何処か妖しく危険な香りがするけど、一途で愛情深い。女性だけでなく男性の理想をもこれでもかと詰め込んだ、漫画やドラマの中にしかいないような非の打ち所がないかっこいい男。彼はそれをやってのけてしまった。こちらが悔しくなるくらい彼は正しいから、悪意ある人たちの反感を買うのだと思う。頭では分かっているけど出来ないことなんてたくさんあって、努力すればいいことなんだけど、凡人は自分に甘くなってしまうから、彼のように隙なくかっこよくなれる人間なんてそうそういない。だから嫉妬して、彼を「キムタク」と呼んで揶揄する。好きな男No.1と同時に、嫌いな男No.1にも選ばれていたのはきっとそういうことなんじゃないかと思う。
 
 
彼の歩く先に道はない。前人未踏、なんの道標もない1センチ先も見えない暗闇の中を手探りで歩く。不安そうな素振りなんて見せない。あの逞しい腕で道を切り拓き、一歩一歩突き進む。姿も見えず実体すらない悪意にどんなに石を投げられ、罵声を浴びせられたとしても決して下を向かず、怯まず、足を止めない。何があっても前へと進む彼のあとについて、私たちはちょっとしたドキドキ感とスリル、でも彼が先にいるという大前提に約束された安心感を手に入れ、彼の背中を追う。
 
私たちは、彼の背中しか見ていない。後ろ姿しか知らない。彼が何を見つめ、どこを目指しているのか、ちょっと後ろから彼の足跡を辿って知り、同じ方を向いて一緒になって目指している気分になっているだけだ。実際はただ、親の後をついて歩くヒヨコのように、その大きな背中に隠れて守られているだけなのに。先陣を切って歩き、矢面に立ち傷付き疲弊し消耗しているのは彼自身だけなのに。
 
 
彼は間違いなくこの時代の寵児であり、スターだ。傷だらけになりながらも先頭を嬉々として走る。一番乗りってかっこいいじゃん!と、ついた傷すら勲章にして。嗚呼なんてかっこいいんだろうか。唯一隣に並べるとしたら同じSMAPのメンバー、中居さんくらいだろう。彼は彼で先頭というより殿(しんがり)を務めていると思っているけども。それはまた今度書こう。書ける時が来たら。
 
 
 
 
なにが言いたいのかまとまらなくなって来た。いつもこうなんだよー、言いたいことはあるけどオチがない。一人でぐるぐる考えてるとそうなるんだよね。誰かと会話しながら考える方が私には向いている気がする。ダメじゃん。ブログ向いてないじゃん。まあつまり何が言いたいかって言うと、木村拓哉は日本一かっこいいってことです。以上、解散!

Jin Akanishi LIVE TOUR 2015-Me- ~音楽はおもちゃなんかじゃなかった~

赤西くんに会ってきました。


書きたいことが多すぎてまとめられるか不安。でもこのツアーはどうしても残しておきたいから、どんだけ時間がかかってもいいから書き切ろうと思ってます。すげー長くなることが予想されるので、よっぽど暇な人が暇な時に読む用です。

そんじゃネタバレしまくりのレポとも呼べない何かを始めよう!!!



1.What Happend
17:30開演予定が5分押しの17:35にスタート。客電が落ち、白いサイリウムが一斉に揺れ歓声が湧いた。いよいよ始まる。去年までのツアーは会場がライブハウスだったのでオールスタンディング、サイリウムもグッズとして一応あったけど持たない人も多かったから、この景色を見たのが久し振りだった。オープニングは、赤西くんのアシスタント?秘書?である"BiBi"がスクリーンで今回のツアーのコンセプトである"拡張現実"について教えてくれます。この辺は今回の横須賀から追加された新しいグッズのパンフレットに細かく書いてるので省略。ざっくり言えば、設定は今から1000年後の未来。音楽という一つの文化が衰退し、世界はマザーコンピュータに支配されていた。そこに生きるJinはある日マザーコンピュータから音楽を聴くことを勧められる。「オンガクってなに?」違法なプログラムをアップデートし、Jinは初めて音楽に触れる。
一曲目は今回のツアータイトルと同じ、アルバム"Me"からの選曲。What Happened="何が起こったのか"。音楽が無くなるなんて、何が起こったのか。上半身しかなく、しかもその半分が金属の部品で作られ、檻にいくつもの鎖で繋がれた近未来のJin。"僕の心を返して"と歌い、腕だけになっても鍵盤を叩き音楽を奏でる。錯視だとは分かっていても、その演出はインパクトが強すぎて一気にその世界観に引き込まれる。ターミネーターやアイアンマンのようにヒトの体が機械化され、アナログとデジタルの境が曖昧になった世界。ヒトはヒトとしての自我や思考のみならず、肉体までも手放してしまう時代が来るのかもしれない。その一歩が、音楽の衰退から始まっているのかもしれない。でもきっと、2015年の現代を生きる赤西くんは何があっても歌うことをやめないだろうと強く思った。身体が半分無くなろうと、例え腕だけになろうと、きっとこの人は音楽をやめない。音楽に対する強いこだわりと愛情を感じた。

2.Go Gitt'er
腕だけで鍵盤を叩いていたかと思えば今度は両腕を拘束され、マスクをつけられた姿で登場。囚人のようなその姿のまま、身体全体を使って歌い躍る。躍ることが罪になる時代が来たとしても、身体を自由に動かせなくなる時代が来たとしても、それでもやっぱり彼は躍るだろう。全身で音楽を表現するだろう。誰も彼からは音楽を奪えない。違法なアップデートで手に入れた音楽を、二度と手放すまいとする姿に見えた。近未来のSFチックな世界から現代へと遡るかのような演出。あーもう!かっこいい!!!

3.Dayum
拘束着を脱ぎ捨て一気にラフな衣装へと変わればアップテンポな曲へと変わる。ガンガンに踊りながらお客さんたちのCLAPを煽る。会場の空気が一変して熱が一気に高まっていく。ここからはもうただ彼の音楽に身を任せて身体を揺らし、手を叩き、口ずさむだけだった。

4.We the party
この曲もまたテンポが早めでCLAPでノリノリになれる曲だ。早口なラップ詞もあってさらにヒートアップする。会場が大きなCLUBになったかのような盛り上がり。たくさんの人たちがただ彼の音楽に夢中になり腕を降り、手を叩く光景を見て、あぁこの景色が幸せなんだと思った。

5.Baby
ここで一旦本人が捌け、スクリーンにはBiBiが登場。音楽を作る要素の中で欠かせない言葉。この世界では2015年現在約6500もの言語が使われているという。人々は旅をして他の文化に触れ、他の言語を知り、音楽をミックスさせて新しい音楽を作る。まさに赤西くんの活動そのものだ。言語の設定を変更します、とBiBiが言えば選ばれたのは"Japanese"。そして始まったのが日本語詞の美しいBaby。
"ねえそれでも会いたくて 近くにいてよ胸が 嘘みたいに苦しい"
"さよなら思うたびに 君で胸が溢れて 嘘みたいに苦しいよ"
"いきなり抱きしめて いきなり離さないでlove だからもっとちゃんと愛してよBaby"
大きなスクリーンに歌詞を表示させながら切々と歌い上げる姿は、泣きたくなるくらい美しかった。胸が締め付けられるような声で歌うから、もっと愛してよと言われている気になってしまった。こんな歌を作れちゃう彼にはどんなに繊細な感情があるんだろうか。

6.Mi Amor
さっきのBiBiの説明を聞いて、この世界に6500もの言語がある中、赤西くんが日本語で歌ってくれるのはものすごい確率で、これから先日本語や英語だけじゃなくて、他の言語でもきっと曲を作ったりするのかなーなんてぼんやりと思っていた。その通り、この曲はスペイン語のタイトルだ。上半身裸でレーザー光のギターを抱え、サビに歌詞がないという新しい音楽の形をまた示してくれた。さっきまでの繊細で切ない雰囲気をまた塗り替えていく。

7.Lucky
来た、可愛い赤西くんが見れる曲。女の子のダンサーさんが持ってくるピンクやオレンジのハットを次々と被りながら照明も合わせて同じ色へ変わっていくので見ていてすごく可愛いし、Happyな気分になれる。ピンクからオレンジのハットへ変わる時に、髪の毛をクシャクシャってしてからオレンジハットを持ってるお姉さんの方へ頭を差し出して被せてもらってたのが可愛かった。サビ部分の振り付けが可愛くて人気だけど、今回はなんとなくしかやってくれなかった風に見えて、それがちょっと心残り。ファンやスタッフさんも合わせてラキラキするあの空間は間違いなく幸せで満たされている。"神様ありがとう I love you. Maybe 僕はSpecial one"と歌う赤西くんが愛おしい。

8.Good Time
ファンとの掛け合いを楽しむ曲。揺れるサイリウムの白い光がまるで波みたいに見えて、本当に綺麗だった。交互に歌うのも気持ち良くて、こんなに楽しいんだよ!ってことを伝えたくて仕方がなかった。ねえ赤西くん、楽しんでる?私はすごく楽しいよ!って。楽しませてもらってるなんて感覚はまるでなくて、彼の作った音楽を愛していてこの空間が幸せで、嬉しくて最高にHappyなことを分かって欲しかった。そんなことをライブ中に思ったのは初めてで、受動的だった今までのライブの楽しみ方とはまるで違った。ステージと客席という境界線が消えた瞬間だったのかな。参加しているというよりもっと踏み込んだ関係。対等というか、こっちからも何かを発信したいと思わせる近さだったのかな。とにかく不思議だった。

MC
覚えていることを箇条書きで。
・今日もたくさんの方に来ていただいて…。若い方から、若いとは言えない方までね。ありがとうございます。

・たくさんのおっぱいと、少しのお○んちんが…見えております。\えー!?/見えてますよ。\変態!/変態じゃありません。\正常!(男の人の声)/そう、男の人は分かってくれてる。正常です。

・横須賀ってさぁ…神奈川だよね?\ザワザワ…(え、そこから?)/え、違うの?!合ってるよね?俺初めて来た、横須賀まで。葉山って近いよね?なんか、お金持ちの人が別荘とかあるって…聞きました。僕もそうなれるように…これから頑張っていきたいなと思ってます。

・10月に沖縄でファンクラブ限定の…\なにやるのー?/今俺が喋ってんだよ!大事な告知してんだよ!我慢我慢。あとちょっと我慢。あのー…なんだっけ?ほら!こういうことになるから!\沖縄ー!/そうそう、沖縄ね。(この後話しながらゆっくりステージの上を歩いて、セットの階段登って降りてってしてて散歩してるみたいで可愛かった!!)

・今回のツアーのコンセプトが拡張現実って言って…分かります?\わかんなーい!/だよねー俺みたいに頭良くないとわかんないよねー。\えー?/高校卒業してね、ちゃんと大学行って…卒業してますから。…まぁ中卒なんですけどねw

・(拡張現実の説明し終わって)…分かりました?これ公演初日に説明した時、あ俺ダメだって思って。文字にしちゃえと。思って今回から新しくパンフレット作って、文字で説明してます。この説明毎回してんだけどさ、うまくいく日といかない日があって。今日は75点。

・今回のグッズ可愛くない?!あのさ、なんだっけ、シュシュ?(このシュシュの言い方がめっちゃ可愛かった)シュシュってみんなするの?\するー!/みんなするの?(二回聞いてた)俺知らなくて、シュシュ。\えー?!/スタッフさんにさ「グッズでシュシュとかどうですか?」って言われた時に、何いきなり擬音使ってんの?って思って。\ww(クソッ…可愛いいいいいいいいいぃぃぃぃ!!!!)/男子はほとんど知らないよ。\知らない(男性のお客さん)/ほら、知らないって。俺知ってんだよ、シュシュ。(得意気)→終演後、あまりの可愛さにシュシュ買いに行ったら、皆さんシュシュ買ってた。皆思うことは同じだった。

・あとカップね!スター○ックスのパクリじゃないタンブラー。これは俺が欲しくて作ってもらったんだけど…(持ってるカップの柄を見せようとカメラに映すが、中のコーラのせいで黒い柄がわからない)\www/…(カップについた結露を手で拭いてもう一度見せようとするけどやっぱり分からない)…これ飲む時は、皆さんミルク入れて。ミルクか水入れて宣伝してください。

・(カップの中身を一口飲んで)これ入ってない。ねえ、ウォッカ入ってないよ!(舞台袖に持って行くとケイボが受け取る)ウォッカっていう、飲料水です。\えー?ww/あのー、飲んで喉を開かせようって思って。あとね、飲んだら上手く話せたような気になる。上手く話せたような気になるっていう、ね。(二回言ってた)

・(会場に来ているお客さんで10代の人ー?20代の人ー?と挙手でアンケート。)そう、最近10代の人が多くなってきてて。テレビとか最近出てないのに…。\出て!/テレビ好きじゃないんだもん。だって普段ほとんど見ないし。この前たまたま、たまたまロンドンハーツっていう番組見てて、吉村くんって人と友達になりたいって言ったら、知人を介して会えて、この前のライブにも来てくれたっていう…。だから、これからはちゃんと人と会うようにしようって思って。いや、普段人と会わないって訳じゃなくて、電波の上で。\ザワザワ!(え、何かテレビ出るの?!)/あ、別になんも決まってないんだけど…。テレビ好きじゃないから、Youtubeとかで。\えー?/いいじゃん!

・今日って土曜日だよね?だから10代の人たちも沢山いるのか。学校休みでしょ?\夏休みー!/なつ、夏休みか!!!(すごいいいリアクションだったw)あー、そっか。だから月曜日とかでも10代の人が来てるんだ…。月曜日とかね、他の公演の日でも来てくれてるんですよ、10代の方に。

・来年、再来年、横須賀に帰ってくる時は、もっとお喋りが上手になって帰って来ます。

ざっとこんな感じで話してたかな。抜けてる記憶もありそう。ソロで初めてのJUSTJINツアーの時には、MCが苦手すぎてヤダって言ったのに、スタッフさんに3分は一人で喋りなさい!と言われステージ上のスクリーンに3分間のカウントダウンのタイマーを表示された人とは思えないくらいの上達っぷり…。しかもその3分ももたなくて、ハイ音!って歌い出そうとしたけどスタッフが頑なに曲流してくれなくて困り果ててたのに…。一人で喋れるようになって、ファンもそれを助けるようにレスポンスしてて、すごくいいなって思いました。今の感じのままでいて欲しい。あんまり変なこと叫ぶファンがいると、こういうMCはやってくれなくなっちゃうと思うから。この距離感を保って欲しいなぁと思ってます。

9.Let Me Talk To U
花びらが舞う映像と、美しく躍る花仮面をつけたダンサーさんにしか目がいかなかったです。ごめんなさい。MCの可愛さに打ちひしがれてて記憶が曖昧とも言う。

10.Baby Girl
華やかでカラフルだった雰囲気からガラッと変わって、モノクロの演出だった気がする。スクリーンには女性ダンサーのシルエットが映ってて、赤西くんはその前で一緒に躍るんだけど、途中からスクリーンが上がってシルエットと同じダンサーさんが登場。二次元と三次元の融合というか、光と影の演出というか。友&仁の時にもこんな演出してたから、好きなんだろうなと思う。私も好き。

11.Miss California
この曲がトロッコだった。運良くわりと近くを通ってくれて、逆光だったけどこちらを向いてくれてたので、なんかもう感無量だった。近い!はああああああ!じんくんだ!!じんくんだ!!!!!!みたいな。伝わる?表情が肉眼で分かる距離にいるっていうのが久々すぎてもうなんかキャーッて言った気もするし、手も振った気がする。でもサビになるとガンガンに盛り上がってサイリウム振り回してた。どんなにファンが手を延ばしても、自分からは触りにいかないし手も振らなかったのを覚えてる。それがすごく平等で、正しいファンサだなと思った。最後トロッコ降りて通路歩いてる時は横から引っ張られまくってほぼ歌えず、ネクタイ掴まれてダラーンてしてるわ、白シャツはクタクタだわでエロスがすごかった。色気だだ漏れだった。たまらんです。美味しいです。しかもずっとそのあとネクタイだらーんのままだったからなんかもうヤバかった。(語彙力)

12.Hey What's Up?
定番曲ともなったこれをCDとは全く違うアレンジでやってくれたのが嬉しかった。やっぱりライブに来てる以上、CD音源とは違ったものを楽しみたいっていうのはあって。普段聴けないものを聞きたい。DJブース(に見えるセット)に乗っかりガンガン客を煽る姿は赤西くんらしくてかっこよかった。あの変なスーツも可愛かった。

この曲の振りが好き!可愛い!ちょっとセクシー!ダンサーさんと横一列に並んで躍るのが迫力あって、ずっと見ていたかった。

14.OohLala
この曲はごめん、記憶ない。女性のダンサーさんがセクシーだった記憶はなんとなくある。あの、赤西くんのライブで何が困るかって、赤西くんが見たい。でもダンサーさんも上手いから目がいっちゃう。っていう視野の限界ね。マルチアングル!俺の目マルチアングルにならないな!右目と左目で別のもの同時進行で見たい!ってなる。DVD化はよ。

15.slow
照明の演出がすごかった。光を操ってみたり光を纏ってみたり。それどうなってんの?って仕組みが分からないけど、でもそんなことどうでもよくなるくらい綺麗だった。ツアーとして全国のいろんな会場を回ってきてて、その設備ごとに出来る演出も変わるだろうし見え方も違ってくるだろうけど、どの会場のレポを見ても「ライティングが狂気の沙汰」と書いてあるから、クオリティを保ってるのがすごい。…もしかして魔法なんじゃない?あの光とのシンクロ具合は、もはや魔法としか思えないくらいの自由自在加減だった。そのくらいすごかったです。伝われ。

16.Sun Burns Down
イントロ流れた瞬間、一番湧くのはこれだと思う。テンションが嫌でも上がるイントロ。でも全曲通してそうだったんだけど、マイクのエフェクト効きすぎてた気がして。せっかくの赤西くんの生歌なのに、キンキンしすぎててほぼ聞き取りづらかったから、この曲の迫力みたいなものがいまいち掴み取れなかった感はある。赤西くんの声って何もしないのが一番力強くて優しくて切ないから、なるべくならあんまりエフェクト掛け過ぎないのがいいです。という要望。

17.Summer Loving
これも高音のサビの歌声が綺麗なんだけど、エフェクトがry。夏らしくて爽やかな曲でCLAPもあるしでラストに向けての盛り上がりが最高でした。ダンサーさんも生き生きとしてて、めっちゃ笑顔で、あー楽しんでるんだなって分かって嬉しかった。

18.Lionheart
最後にこれ持ってきたとか泣く以外ない。でもエフェry。ほんとに!この曲だけは!!シンプルに聴きたかったよ!!!ピアノとじんちゃんの高め歌声でピースフルでビューティフルな世界だったのに!!!!!どの会場でもあんな聴こえ方だったん?むしろ俺の耳がおかしかったん???横須賀のホールが奥行きはないけど高さがある(あ、そういえばMCで5階まであるって聞いて「はぁー!すげぇなぁ!」っておじいちゃんみたいなリアクションしてた)から、響かせようとするとああなるのかしら…。難しいことはわかんないけど、サウンドチェックしてのあの音響なら文句は言いませぬ…。

19.アイナルホウエ
正しくはアンコールという位置づけだったらしい、この曲。「あー、赤西くんかっこよかった…やっぱりすごいわ…」という穏やかで尊い気持ちでいたら、"君のステージでは君がスター"と歌われるから、もうなんかすごい。赤西くんにそう言われちゃったらやるしかないなってなる。赤西くんが手を叩いて、愛を歌って"皆さんこちらの方へ"と呼ぶから、本当に自分にも何かが出来る気がして、成し遂げられる気がして、頑張ろうって思える。よくあるじゃないですか、コンサート終わって「元気もらったから、明日から仕事(勉強)頑張ろう♡」みたいな。私あれ全然わかんなくて。だってライブ中が楽しいならずっとライブを見ていたいし、現実に戻ったら辛いからずっと脳内でライブ再生して現実逃避するもん。ライブ楽しかった→だから明日から仕事(学校)頑張ろう!とはエネルギーが変換されない人間だったんです。でも今回は本当に素直に「明日から頑張ろう」って思えた。これって私的にはすごいことで、だから忘れないようにこれを書きたかったんだよね。たぶん赤西くんは、自分がものすごい才能があってその上に積み重ねた経験と努力があって、それを発揮できる場にいる特別な存在だってことに良い意味であんまり気付いてない気がする。ただ純粋に、他の人にも同じように輝いて欲しくて、輝けるはずだと信じてて、目の前にいるたくさんのファンの一人一人が持ってるはずの魅力とか可能性とかを誰よりキラキラした目で期待してる。だから、その期待に応えたくなるんだよね。この人のファンとして、誇れる人間になりたいっていう願望が出てくる。それが頑張る原動力になる。そういう力をくれたラストの一曲でした。

脱線しまくったレポだけど、まだ書きたいことの1/4も書けてないっていう恐怖ね。自己満だから書きたいように書くけど。

一番書きたかったのは、今回のツアーコンセプトのこと。本人が説明してたけど、今はいろいろ便利になって、でもその便利さが裏目に出てることもある。例えば音楽業界。わざわざCDを買わなくても、データをDLすれば聴ける時代になった。それはつまり誰でも気軽に音楽を発信したり、受信したり出来るってことだけど、赤西くんみたいなアーティストという存在価値は変わっていく。近い将来、1000年後にはアーティストという存在はなくなっているかもしれない。むしろ音楽という文化そのものがなくなっているかもしれない。っていうところに着目して作ったライブだったんですが、確かに音楽は娯楽だ。娯楽とは単に生命を維持するためには必要のない飾りのようなもので、別に音楽を聴かなくたってヒトは呼吸するし心臓も動く。じゃあなぜ人は音楽を聴き、音楽を作るのか。それは、感情を表現するためだと思う。恋をしたら誰かを想う曲を聴き、失恋すれば悲しみに浸るために曲を聴く。感情は音楽にシンクロし、思考を支配する。落ち込んだ時に明るい曲を聴けばまた前を向いたり、そんな考え方もあるのかと新たな視野をくれたりする。きっと誰でも心に残る一曲があるだろうし、この曲を聴くとあの頃を思い出す、なんてこともあるだろう。音楽は感情や思考を形成し、その人の輪郭を縁取る。どんな音楽が好きか、どんなミュージシャンが好きかって、その人の個性や性格やアイデンティティとしてすごく大切な部分だと思う。その人がその人と成るための大事な一要素である音楽。それが今なくなってしまうかもしれない、瀬戸際にいる。そのことに真摯に向き合い、自分にとっての音楽とはなんなのかを表現したのが、今回の"Me"だった。

これまでの赤西くんを例えるなら、やっぱり私は"音楽で遊ぶ無邪気な子供"だと思う。前回の記事にも書いたとおり、いつまでも飽きることなく音をいじり、形を変え、気にいるものを作ろうとする姿をずっと見て来た。でも今回の赤西くんは違った。こんな言い方は失礼だと思うけど、ぐっと大人になっていた。自分の好きな物、やりたいことをただ提示し表現するだけではなくて、そこから更に発展させて「君は?」と問いかけてくる何かがあった。「僕はこうやって輝くけど、君は?」と。

だんだん何が言いたいのかわからなくなってきたので、この辺にしておこうと思う。言いたいことの半分も言えていないけど、私も大概語彙力がないので諦めよう。赤西くんがより一層好きになったことは間違いない。そして今がものすごく幸せなことも。もっとたくさんの人に赤西くんを知って欲しいと思ったことも。彼の作る世界は、こんなにもたくさんの感情を連れてくるよ。彼の作る世界はこんなにも素敵なんだよ。それを知って欲しい。どうしたら伝わるんだろう。どうしたらわかってくれる?と、終演後リアルに頭を抱えてしまった。

どうかどうか、一人でも多くの人に赤西くんの魅力が伝わりますように。それだけを願って。

音楽はおもちゃだ。~ The Jindependence Day~

 皆さんがTHE MUJIC DAYの感想を熱い勢いで書いていらっしゃる中、私はこれを書きます。

 

Happy Jindependence Day!!!


なんのこっちゃって話ですよね、すいません。えーっと、7月4日は私の愛する天使赤西仁くんの31歳の誕生日でした。おめでとう♡そして同時に、J事務所から独立しファンクラブ”JIP's”を立ち上げて1年目の記念日でもあったのです。なので、independence=独立とJinをかけてjindependence Dayだった訳です。おめでとう♡赤西君はとにかく記念日が大好きです。自分の誕生日をファンクラブの設立日にするくらいだからわかると思いますが、他にもバレンタイン、エイプリルフール、母の日、父の日などイベントごとには全力で乗っかってTwitterでコメントしたり公式HPで動画をUPしたり。その辺の女子よりマメです。可愛いよ天使。

 

そんな赤西くんは今年の誕生日をどう過ごしたかというと、前日から全国を周るホールツアーが始まったばかりだったんですが、当日は6月24日に発売したアルバム"Me"のリリース記念イベントとして、抽選でファン2000人を招いてのパーティーを行ないました。都内で行われ、時間と詳しい場所は当選者のみに知らされるということで、地方住みの私ははなから申込みしていなかったのですが、Twitterに流れてくるレポ拾い上げてはファボ、ニヤニヤしながらファボという作業でだいぶ幸せになれました。なんだ、あの天使は…!

 

以下、要約。*1

 

 

・みんな赤西くんの誕生日をお祝いする気満々で行ったのに、本人はJIP's1周年おめでとう!という気持ちが強く、お互いに「おめでとう!!」と祝い合う何とも幸福な空間だった。

 

 

・MCでは恒例のファンからの質問に答える形式。

 

「もうTVには出ない?」→基本テレビはあんまり好きじゃない。でも好きな番組もある。それより去年は怒涛の一年だった。テレビよりもまずJIP'sどうしようって…。

 

 

 

「東京ドームでライブやらないの?」→やれるならやりたいんだよ!でもマネージャーさんが「2年後とかに予約取ってもまた赤西くんがやらかしちゃったらパーになっちゃうから…」って心配するからさー(笑)でも最近やっと俺がいい子で、ああこんな気さくな青年なんだ!ってマネージャーさんにわかってもらえてきたから(笑)

 

 

 

「アルバムの中で一番好きな曲は?」→アルバムの曲は全部俺の子どもみたいなもんだから、全部好き。

 

 

 

「歌詞カードの文字が小さいです」→次のグッズで虫眼鏡売ります。

 

 

 

「俺のファンは可愛いってい言うけど、可愛い子しか目に入ってないんでしょ?!」→ブスも目に入るよ!でも俺にはそう見えないってこと。他の人から見たらそうかもしれないけど、俺の好みの顔してるんだよ。

 

 

 

「どうしたら前に進めますか?」→走れええええ!!!(雄叫び)なに、なんかあったの?前に進むだけがすべてじゃないし、立ち止まって自分のペースで動くのもいいと思うよ。

 

 

はぁ。なにこれ。天使じゃない?これ天使なんじゃない?????真顔でパソコン打ってますけど、やっぱり赤西くんは天使なんじゃないかなって本気で疑ってる。 はぁ。つらい。こんな31ちゃいの天使がいるのかと思うとつらい。なんで世間の皆様はこんな天使のこと知らずに毎日生きていられんの?その辺謎なんだけど。

 

おまけにツアー"Me"のレポも、流れてくるものを掬い上げては流し素麺かのごとく美味しいです…!つってありがたく頂いてるんですけど、今回もまたライティングが神がかってるとか、ステージと会場を一体化する演出がすごいとか、それらをすべて赤西くん本人が考えてやってるとか、やりたいことが多すぎてスタッフに「これ全部やったら破産します。スタッフにお給料払えません」って言われたけど、でもここで妥協したら俺じゃねぇなってこだわり抜いたこととか。前回のZeppツアーでお客さんから「椅子のある会場がいい」って言われて、「わかった、次は座れるとこでやるね」って約束したから、ツアー終わってすぐに会場探して押さえて日程組んだこととか。もうほんとファンに近くて甘くて優しい良い男過ぎて。赤西くんのファンで幸せだなって、ツアーにまだ一日も入ってないのにレポ読んでるだけで再確認しました。

 

やっぱり私は、赤西くんが一番好きだ。やっぱり。どうしたってこの人に勝る人には出会えないだろう。この人を好きでいたい。応援していたい。見続けていたい。いつか、何年先でもいい。武道館や東京ドームをたった一人で満員にする姿を、私は見たい。会場の大きさや規模がすべてだとは思っていないけど、でも私は赤西くんの作る、あの幸せが溢れて穏やかで煌めいて、ピースフルでビューティフルな空間が大好きだ。音楽の神様に愛された子供が、無邪気に純粋に”音楽”というおもちゃで遊んでいる、あの空間が大好きだ。君も遊ぶ?とこちらに手を差し伸べてくれる、見知らぬ隣の人とも自然と手を繋げるような、ただただ楽しくて幸福な空間が、大好きなんだ。少しでも多くの人とその空間を共有したいし、こんなにも素晴らしい世界があることを、知ってほしい。赤西仁という、音楽の神様に愛され、音楽で遊ぶ存在のことを。

 

レポ見ただけでここまで熱く書けちゃう自分もなかなかに気持ち悪いですけど、来る8月1日には横須賀の"Me"公演に入ります。生で赤西くんの創る世界へと旅立ってきます。その時の感想はここに書けるかどうかわかりませんが、その時にはたぶんもう目も当てられないくらいひどい記事になると思うんで、注意してください。ってことで、8月までは何があっても死ねないなと思って頑張って生きます。赤西くんにお金使うまでは死ねない…!!!明日からも張り切って働きます!!!!!!!!!

*1:もしかしたら前後のツアー”Me"公演のレポとごっちゃになってるかもしれない。

赤西くんを宣伝してみよう。

赤西くんのアルバム"Me"が発売されました。

 
これがすげーいいアルバムで、生まれ変わっても君を愛する系ラブソングから、ノリノリのパーティチューンまで振り幅が大きくて赤西くんの世界観がギュッと詰まってて、これ聴いて!みんな聴いて!!!って思うんだけど、なかなか声を大にしては言えないでいます。なんでだろうか。もともと赤西くんの世間一般的なイメージが良くないことは分かってて、リアルでもあかにしゃーであることは本当に親しい人にしか言わないことにしてるんですけど、せっかくブログやってて、なのにここで赤西くん絶賛しないでどーすんだって話なんですけど、何故か書けなくて。言いたいことが泡みたいにポツポツと浮かんでは消えて行くような感覚。言いたいことがドバーッと溢れてまとまらないって訳じゃなくて、どこの言葉も意味を持たなくなるというか、説明できないって手放してしまうようなイメージ。それでもやっぱりこのアルバムを通して赤西くんを少しでもいいから知ってほしい!試しに一曲だけでも聴いてみてほしい!と思うので、拙いながらに書いてみようと思います。
 
 
今回のアルバム収録曲も例に洩れず、赤西くんが全曲の作詞、作曲、プロデュースをしています。前回のミニアルバム"Mi Amor"発売が去年の11月。そこから7ヶ月でアルバムをリリースするというのは、たぶんかなり早いペースなのではないかと思います。もちろんこっちも赤西くん全面プロデュース。それだけの曲をこんなハイペースで生み出せることにまず尊敬する。そして何より私が一番凄いと思うのは、「ほぼ全ての曲が一度イントロを聴いただけで"心地良い"と感じられる」ことです。リズム、音色、キーの高さ、すべてが組み合わさって空気を振動させ、その波が鼓膜に届いて電気信号に変わりシナプスを伝って脳に届き再び組み立てられてやっと音楽として認識されたとき、一発で一番気持ちいいところに響くんです。これはたぶん好み、趣味嗜好があるので私だけかもしれないんですけど、バラードでもHip Hopでも変わらず、聴き始めのイントロからストンと気持ちいいところへ落ちて来て、ワクワクする。
 
例えば今回のアルバムのリード曲の"Let Me Talk To You"なら、歌い出した赤西くんの切ない声色が頭の中で鳴ると一気に曲の世界が広がり始める。真っ白だった世界にたくさんの花が次々に咲いていくような景色。サビにくれば迫力を増して怒涛のように赤西くんの伝えたいことが押し寄せてくる。初めて聴く時にはそのメッセージ量の多さと強烈さに負けてしまって掴みきれない。ただただ純粋にその波に押し流されて心が震えて涙が出る。哀しいとか切ないとかでは説明できない感情が溢れて来て、胸が締め付けられて言葉にならなくて代わりに涙が出る。比喩ではなく、本当に赤西くんのバラードを聴いた初回や生で聴く時には必ずこうなります。ただただひたすら歌う赤西くんの声に聴き入り、頭の中がそれだけでいっぱいになる。音の一つも拾い損ねないよう必死になって耳をすます。曲が終わっても頭の中にはずっと音が鳴り続けて、広がったその世界の中にいて、抜け出せない。赤西くんの場合、バラードは日本語詞のものが多いので、一回聴いただけでだいたい歌えるようになるんですが、それもすごい。インパクトが強くて残っちゃうんですよね。歌詞に使われる日本語はとても簡素で、優しくて、難しくないからこそすごく強烈で、ストレートで、純粋で美しい。この人の中にはこんな感情があるんだって突きつけられて、この人の目に映る世界はこんなにも綺麗なんだって嬉しくなる。
 
また、ノリノリの曲、例えば今回のアルバムにも入っている"Good Time"なら、突き抜けた透明な歌声が目の前を先ほどとは違う新しい世界に塗り替えていく。たくさんの笑顔が見えて、自然と自分も笑顔になる。眩しい陽射しと白い砂浜にいるかと思うと、サビになれば海の中にたゆたって水の中で遠くから歌が聴こえてくるように感じる。無重力で身体が軽くて自由でどこまででもこの世界が続いているように感じる。ノリノリな曲の場合日本語と英語の比率が同じか英語の方が勝ることが多いのですが、その響きというか語感の良さが毎回心地良い。何度聴いても飽きなくて口ずさみたくなる。
 
 
赤西くんの歌はだいたい一曲ずつ世界観がしっかりとしていて、メッセージ性が強いものが多い気がします。だから曲が終わるごとに物語を一つ読んだかのような、映画を一本観終わったかのようなあの心に残る感覚を残していく。そしてまた新しい曲が始まれば全く違う世界の幕が上がり、次の世界へと目の前の景色が塗り替えられていく。赤西くんが連れて行ってくれる世界はどれも美しく壮大で幻想的だ。でもこれは受け取った私が勝手にイメージした世界であって、本人の見ている、あるいは見せたい世界とは全く違う場合もある。それが分かるのがLIVEだ。モニター、ライト、衣装、ダンサーなど本人がこだわって創りあげた演出を見ると自分のイメージとはかけ離れていることも多々ある。私にはない価値観、視点、表現でそれをまざまざと見せつけられると、あぁ赤西くんの頭の中にはこんな世界があったのかと目を見張る。そのためにも出来ればライブハウスではなくて、ちゃんとステージと照明が揃って客席と舞台が近過ぎない会場でLIVEをしてほしいと思っていたけど、今年の夏のツアーはホールの会場を回るのでそれが叶いそうで嬉しい。もちろんファンとの距離が近い方が嬉しい人がいることも分かっているけど、私は何より赤西くんの表現する世界が好きなので物理的距離よりも演出面を重視して作り込んでほしいと思っています。近過ぎると赤西くんのビジュアルの圧倒的な美しさに緊張して、純粋に音楽を楽しめないっていうのもあるけど。
 
 
なにが言いたいのか分からなくなってきた。いや、元から目的もゴールもなく書き始めたんだけど。これで赤西くんの宣伝になってるかな。なってない気しかしない。でも、本当に完成度が高いんです、このアルバム。今までの曲ももちろん良いんだけど、でも赤西くんのことよく知らないとか、どうせ英語でかっこつけた曲ばっかりなんでしょとか思って食わず嫌いをしている人にはこのアルバムをお勧めしたいんです。聴いてください。知ってください。赤西くんが今、歌っている世界を。赤西仁という人間を。タイトル通り、"Me"=赤西仁を体現するアルバムになってると思います。私が作ったんじゃないけど偉そうに言ってすみません。
 
 
そして全然短い!もっと言葉を尽くして語らなきゃ!って思って冒頭に戻ったらまぁ結構な量の文章になっててびっくりした。これ以上グダグダと書いてもきっと同じことしか言えない気がするので、百聞は一見に如かず。の逆で一回聴いてみてください。オフィシャルのつべ動画を貼っておきます。30秒ですが、よかったら再生してみてください。そして気になってもらえましたら、iTunes Storeへ飛んでもらえれば"Me"アルバムの全曲をプレビューで無料で視聴できます。こちらは一曲1分ちょいずつ聴けますので、味見してみてください。よろしくお願いいたします。
 
 
 

Crazy Fiveは神曲なんじゃないかと思う

もうヤダ現実つらい働きたくないと思ったタイミングで週末が来るから、世の中上手くできてるなと思いました。どうも、まななです。

 
今更だけどこの曲についてはいつかは書かなきゃならないと思っていたから、お付き合いください。SMAPさんが2012年に発売した20枚目のアルバム「Gift of SMAP」に収録されている、この素晴らしい曲について。知らない方に向けてざっくり紹介しますと、SMAPのメンバー紹介ラップで、作詞作曲にN.マッピーという名前でリーダー中居正広さんが関わっています。今までにもメンバー紹介ラップは1999年発売のアルバム「BIRDMAN」に収録されている"Five True Love"、2002年発売のアルバム「Drink!SMAP!」に収録されている"Five Respect"の
2曲があったんですが、コンサートでもほぼ必ず歌われ、しかも最高潮に盛り上がる曲として絶大な人気を得ていました。この2曲を指して"ファイブもの"とか"ファイブシリーズ"と呼んだりしていたのですが、そこに新たな一曲が加わったわけです。ってことで、シリーズを順に追って見てみましょう。
 
 
ファイブシリーズ1曲目 "Five True Love"
作詞:しんご
紹介順:木村→稲垣→草彅→香取→中居
歌い順:中居→木村→稲垣→草彅→香取
 
作詞に「しんご」、作曲にN.マッピーとあるので、慎吾ちゃんが書いて曲は中居さんが作ったのかな。中居さん紹介部分はきっと慎吾ちゃんが書いたんだろうけど、慎吾ちゃん紹介部分は中居さんが書いてるはず。内容的に。
この曲の特徴としては、まず紹介順が年齢順だということ。年上から順に紹介し、トリは中居さんでちょっとオチをつけてます。紹介内容もわりと個人の特徴を詳しく書いていて、まさにメンバー紹介らしい内容です。サビでは「人ごみかき分け逃げてるわけじゃない」「このまま Get a happy night」と歌っています。ちょっと後ろ向きにも感じられる言葉が並んでて、ん?となります。1999年と言えば「夜空ノムコウ」がミリオンを達成した次の年。SMAPとしての人気と知名度が爆発的に上がっていた時期ですが、同時に中居さんや木村さんはアラサーに突入。「SMAPはいつまでアイドルなのか?そろそろ解散か?!」と言われていた時期だったと思います。それまでのアイドルといえば、デビューから5.6年で人気の絶頂期に惜しまれつつも解散する、というのが定番の流れだったので。でもこの時にはもう中居さんは解散しないことを決めていたんだろうなぁと思うと、アイドルとしての常識を打ち壊す新しい時代を作るんだという決意の言葉にも思えてきます。人ごみ=多くの大人たちの意見をかき分け逆らうけれど"逃げてるわけじゃない"。今までの常識なんて"何もいらない"、このままアイドルとして夢の中を走るんだ。的なことかなと。
 
 
ファイブシリーズ2曲目 "Five Respect"
紹介順:木村→草彅→稲垣→香取→中居
歌い順:中居→木村→草彅→稲垣→香取
 
紹介順で前回とはごろーさんとつよぽんが逆になってます。SMAPの中間管理職、ごろーさんが真ん中にきたわけです。このアルバムが出る前年、ごろーさんは事件を起こしてしまい謹慎。歌詞にも「この人いないとやっぱりロンリー」「お帰り ハリキリ ゴロー!」と入っているので、かなりごろーさんを意識して作られた曲だと分かります。サビにいたっては「ピンチはほら チャンスだと」「そうさWe wanna No.1!」と言ってるのでもうモロ「ごろーちゃんおかえり!五人揃った俺らはやっぱり最高だぜ!」的な歌だと思ってます。その後歌詞をちょこちょこ変えつつ10年近くこの歌を歌ってきたので、多分SMAPさんにとってもファンにとってもこの曲は思い出深く、大切な歌だったと言えると思います。
 
ファイブシリーズ3曲目 "Crazy Five"
作詞:N.マッピー/宮下浩司/宮下昌也
紹介順:木村→草彅→稲垣→香取→中居
歌い順:中居→木村→草彅→稲垣→香取
 
さて本題のクレファイですが、一番の特徴としてはメンバー紹介ラップ以外の歌詞が多いということ。あとメンバーの名前コールするところでファンとの掛け合いができるようになってて、木村さんなら、ファン「木村くんー!」木村「なーあーにー!」と返してくれます。LIVEでは「なんざんしょー!」とか「メリークリスマス!」などその時によって返しが違うので、もうめちゃくちゃ楽しいです。これとJoy!を踊るためだけにLIVE入りたかったくらい楽しい。LIVEで歌って盛り上がるために作ったんだなぁと一回聴くだけで分かる曲です。さらに中居さんのラジオに来たメールで「CD音源よりもLIVEの方が、"なーあーにー?"のあとに間がありますよね?」というファンの人からの指摘に「よく気がついたね!そうなの、盛り上がるようにわざと間を開けてて、公演ごとにちょっとずつ伸ばしてるんだよね」みたいなことを言ってて、もうその細かいところへのこだわりとか緻密すぎる計算に、"本当にこの人はもう…!"ってなりました。ファン「○○くんー!」→メンバー「なーあーにー!」→\キャーーー!/→音楽(メンバーソロダンス)となるように歓声部分の時間をちゃんと作ってるってことなんです。そうすることでしっかり一人ひとりのレスポンス後に盛り上がるし、その盛り上がりが音で流されないから熱が溜まっていく感じがする。たぶん、他のグループでは目を付けないこういう1秒にも満たないところにこだわるからこそ、SMAPのLIVEはエンターテイメント性が高いし、満足感があるんだろうなぁと思います。
 
話が逸れた。
歌詞についてですが、メンバー紹介部分はあまり個人の情報には触れてません。これまた中居さんのコメントですが、「慎吾に作ってと言われて。時間がなかったんだけど、書き溜めてあるノートから言葉を組み合わせた。かっこよく、英語を多めに入れた。」的なことをどこかの雑誌で言ってた気がします。誰か正確な情報ください。その通りで、掛け声的な英語が多く、木村さんとつよぽんを紹介し終わるまではノリと勢いだけの曲にも思えます。二人のパートが終わるとサビ?になります。
 
Far away! 若すぎたんじゃない

 

そう誰にも従わずに 突き進んだ証
So far away! もう一人じゃない
さぁ手を取り Yes, We are all one.
涙を越え明日へ… 1234 Crazy 5!
 
"若すぎたんじゃない、誰にも従わずに突き進んだ証"という部分で、私は一番最初のファイブ曲「Five True Love」を思い出したんですよ。"人ごみかき分け逃げてるわけじゃない"の部分。誰にも従わず周りに流されず、時代の新しい1ページを切り拓いてきたSMAP。若さからくる暴走ではなく、逃げていたわけでもなく、ただ突き進んだだけだと。さらにあの頃は"何もいらない"と何も持たず手ぶらで突き進むつもりでいたけれど、今は"もう一人じゃない、手を取る仲間がいる"と歌っています。ここでのWe are all oneとはファンたちのことを指すのではないかと解釈しました。We are SMAP!っていうツアーもやったしね。ファンのみんなと涙を越えて明日へ行くぞ!と。
そしてこの後ごろーさん、慎吾ちゃん、中居さんの紹介を経て大サビへと向かいます。
 
Far away! 五つの星屑
くじけそうでも拳をあげろ 皆が迷わぬように
So far away! 信じる気持ちは
わすれないよ Yes, We are all one.
諦めない明日へ…
 
"五つの星屑"とはもちろんSMAPさん5人のことでしょう。次の"くじけそうでも拳をあげろ、皆が迷わぬように"この部分がすごく好きなんです。振り付けも拳をあげて歌っているから、余計にぐっと胸にくるものがあります。常に新しいことにチャレンジし続け時代を切り拓いてきたわけだから、もちろんくじけそうになることもあったんだろうけど、それでも高く拳を突き上げなければならない。俺たちはここにいるぞ、と。ここで言う"皆"とはファンのことはもちろん、後輩たちのことも指すんじゃないかなと私は勝手に思ってます。アイドルとして、ジャニーズとして筆頭にいるSMAPだからこそ、新しいアイドルとしての姿を示すために拳をあげているのかな、と。
 
探してた道しるべは 踏み出した最初の一歩で
無限に広がる期待 あの頃に見た儚い夢を…
ちっぽけなこの手のひら それでもギュッと握って
奥歯を噛み締めていた 負けたくない 強い眼差し…
 
"探していた道しるべ"とはアイドルとしてのゴール、結末のことかな。「終わらないアイドル」としてのゴールは何処にあるのか。今まさに突き進んでいる最中のSMAPが振り返るスタート地点に立つ自分たち。デビューという最初の一歩を踏み出すときには無限の可能性があって、たくさんの期待の中で壮大な夢を胸に秘めていた6人の若者たち。しかしデビュー直後に当時の有名音楽番組が次々と終了。歌を披露する場所もなく数年間はオリコンで1位を取れなかったり、コンサートをやっても会場が埋まらなかったりと良くない意味での異例続きだった自分たち。何も持たない小さな手をギュッと握りしめ、悔しさで歯を食い縛り、それでも負けたくないと強い眼差しで見つめていたのは何だったのか…。
 
So far away! この胸の奥に…
過ちをおかし続け それでも信じてた…
So far away! いつか謎を解き
導くだろう Yes, We are all one.
涙を越えて…
 
ここは、つよぽんとごろーさんのソロパート。聴くとわかりますが、この曲の中でノリノリな英語詞以外の部分はここだけなので、すごく目立ちます。特につよぽんの部分は、他4人が歌うつよぽんの肩に手を置くのでもう見てるこっちがウルウルしてきます。たまに歌ってるつよぽんもウルウルきてます。
"過ちをおかし続け"どうしてもこの部分でつよぽんのあの騒動が頭を過ぎります。確かに過ちだったけれど、"過ちをおかし続け、それでも信じてた"って文章はちょっと日本語としておかしいかなって思うんですよね。過ちをおかしたのはまぁ言ってしまえばつよぽんとごろーさんな訳で、長い目で見たらSMAPは"過ちをおかし続け"たのかもしれない。でも"それでも信じてた"のはファンの方ではないかなと思うんです。それでもSMAPは解散せず、SMAPのままでい続けてくれると信じて応援してきたよ、と。あっ、でもこれを作ったのは中居さんだから中居さんの目線でもあるのかな。俺たちは過ちをおかしたけど、それでも自分たちを信じてきたよ、ってこと?あるいは信じたのはつよぽんやごろーさんのこと?もしくは、ファンの皆の応援を信じてたよってこと?うーん、この一文って実はすごく奥が深いんじゃないかなって思ってます。他の人の読み取り方も聞いてみたい。
そして後半はごろーさんのソロパート。ここの言葉もすごく引っかかる。"いつか謎をとき"。謎ってなんだ?急に出てくる謎という言葉。そして"導くだろう"。謎を解いて導く。SMAPが皆が迷わないように突き進む先へ私たちは導かれているわけだから、その辺のことと関係しているのかな。さっき出てきた「終わらないアイドルとしてのゴール」というのがSMAPが目指す先だとしたら、まさにこれが謎。もう言葉として矛盾してるしね。終わらないのにゴールって。だからこそ、"いつか謎をとき"なのかもしれない。「いつか」まだ見ぬいつか、先の未来にこの謎をといて皆を導くよ、ということなのかな。多少強引な気もするけれど許して。誰かもっとちゃんとした解釈教えて。
 
So far away! 五つの星屑
くじけそうでも拳をあげろ 皆が迷わぬように
So far away! 信じる気持ちは
わすれないよ Yes, We are all one.
諦めない明日へ… 1234 Crazy 5!
 
そして最後にもう一度この大サビを繰り返します。過去の回想から未来の"明日へ"と繋がるわけです。悔しくて握りしめていた小さな手を、今は頭上にあげて。あの頃に見た儚い夢を信じる気持ちを忘れずに、まだまだ明日へ、未来へと走る。Crazyな5人はここにいるぞ、と。この終わり方もまたSMAPらしく、かっこいいなぁと思わせてくるわけです。
 
 
そんなわけで、超独断と偏見で語ってみたクレファイ。なんかいろいろ言いたいことありすぎてごちゃっとしてますが、書いてて思ったけどこの曲はやっぱパフォーマンスを見ると全然違うんですよ。歌詞と音とダンスの三位一体で出来てる曲なので、やっぱ見なきゃダメっすね、これは。今年のCDTVお正月SPとかでも披露してたし、LIVEのDVDとしてはGift of SMAPとMr.Sに収録されているので、良かったらぜひお求めください。そして感想を聞いてみたい。
 
あとすごい気になってるんだけど、「あなたの赤西はどこから?」っていうアンケート誰かとってません?すごい興味あるんでやってる人いたら教えて。やってないんだったら、誰かやってくれ、ください。(土下座)もうすぐアルバム出るし、そしたら赤西くんのことも書きたいなぁ。その前に予約しなきゃなぁ…。

ジャニーズアイドルの結婚を3つのケースで比較してみる

前回の記事を書いてからまた他のジャニヲタさんのブログとか読んだりして、書きたいことが出てきたので書いてみます。
 
今回は、「ジャニーズアイドルが結婚することについて、三者三様のパターンを見てみよう」です。現在、ジャニーズ事務所に所属しているタレントの中に結婚していらっしゃる方は増えてきてますが、私的に特徴あるなぁと思った三人を比較検討してみたいと思います。最近、ジャニヲタ大学文学部言語学はてなブログキャンパスが出来つつありますが、私は理系人間なので入れません。レポートとか超苦手です!そこんとこヨロシク!!
 
 
case1.木村拓哉の場合
「ジャニーズなのに結婚してもアイドルを続けてる」という、今でこそまあまあ成り立っているこの状況を作り出した第一人者でもあるこの人を取り上げないわけにはいかないでしょう。
木村さんが結婚したのは2000年12月。その年は1月から3月にかけて主演ドラマの「Beautiful Life」が放送され、平均視聴率が30%を超え、最高視聴率は41.3%を記録。8月には「らいおんハート」が発売されて「夜空ノムコウ」以来2度目のミリオンセラーを達成。個人としてもグループとしてもノリに乗っている時期でした。10月からスタートしたS mapツアー中の11月23日の朝、スポーツ紙にそのスクープは掲載されました。「木村拓哉結婚 静香妊娠4ヶ月」。その日さいたまスーパーアリーナでのライブがあったけど、ステージ上ではこの事に関しては一切触れず、ライブ終了後に木村さん一人での緊急会見は開かれました。当時私はまだ小学生だったので事の重大性がいまいち分かってなかったんですが、それでも日本中が大騒ぎになっていたことは覚えてます。「日本一のイケメン=キムタク」という認識が世の中に出来上がっていた中でのスクープ。当時はまだ世間が「できちゃった結婚」に対してマイナスなイメージを持つことが多くて、バッシングもあったことは確実です。このブログを書くにあたって改めて当時のニュース映像を引っ張り出して見てみたんですけど、会見時の木村さんは、ニコリともせず終始真顔で視線は俯きがち。話すトーンも低く落ち着いていて、言葉を選んで話しているような感じでした。おめでたいことなのに、謝罪会見にも見えるくらい。「アイドルがその活動中に結婚する」という前代未聞のことをしたわけだから、事務所にも世間にも厳しい目で見られたのかもしれないし、もしかしたらファンの人たちを裏切るような行為だったのかもしれません。けれども、結婚したからと言って木村さんは何も変わらなかった。今まで通りにテレビに出続け、「日本一のイケメン」は「日本一のイケメン」のままでい続けた。この辺はきっと本人やメンバーだけでなく、マスコミ側も気を付けた結果なんだろうなと思いますけど、"家庭感"を一切出さなかったんですよね。そうすることで、アイドルを保っていたんだなぁと。その後このスタンスは、アイドルやイケメン俳優の結婚後の振る舞い方としてスタンダードになります。正に時代の新しい1ページを作ったってことなんだろうなぁ。まぁこの時の有名エピソードとしては、木村さんのお母様に「木村のことはどんな事があっても俺が守ります」と報告した中居さんが最強でしょう…。中居さんのとこに嫁入りするみたいだよ、そのセリフ…。(萌死)
 
 
case2.井ノ原快彦の場合
さて気を取り直して、同じく奥さんも芸能人ですが、こちらもジャニーズアイドルとしては初の「二人揃っての会見」をしたということで注目してみました。case3の赤西くんが結婚したときに「イノッチを見習え!」という意見も挙がっていたこのケース。実は私はこの頃がっつりハイフンだったので、当時のWSとか報道のされ方とかを全く覚えていません。なので周りから聞きかじった情報のみでお伝えします。
木村さんの結婚から7年後の2007年に結婚を発表。前々から交際しているという噂があった上での結婚でした。イノッチの場合、まず"ファンを第一に"という特徴があります。コンサート初日のMCでその日来ていたファンの前で自分の口から結婚を報告。さらにTBSでツーショット会見。駄目押しにFC会員には結婚報告ハガキが届く。外野から見れば、「ファンの人たちに直接伝えるなんて誠意があるじゃない。事務所やマスコミともちゃんと調整して準備してるし、順序守ってるよ。」って言いたくなりますが、当時イノッチ担だった子に言わせれば「マジトラウマ」だそうです。ずっと楽しみにしていたコンサート。髪もメイクも服もばっちり可愛くして、一番好きな人が歌って踊る姿にキャーキャーして、最高に楽しいその瞬間に"結婚します"って言われたら。しかもおめでたいことなんだからお祝いしなきゃいけない雰囲気だし、MCの後もコンサートは続く。周りのテンションが上がれば上がるほど、自分はドンドン下がっていくのも止むを得ない。確かにそれは想像しただけでもツライ…。しかもWSでは奥さんとのツーショットで会見が開かれていて、一問一答で出会ったきっかけから子供は何人欲しいかまで事細かに語られ、家に帰れば"結婚しました"のハガキまで来ている。駄目押しすぎる。これがもし自担だったらと考えると、どうです皆さん。ボディブロー食らってんのに張り手と馬場チョップも食らって、もう灰になって真っ白に燃え尽きるしかなくないですか?立てないよ、ジョー。ファンを第一に考えたけど、返ってそれが裏目に出るってことですかね…。イノッチの場合もその後も変わらずテレビに出続け、イノッチはイノッチのままでいました。最近になって、朝の帯番組を始めてから少しずつ"パパ感"とか"家庭感"を出して来たみたいですけど、それが求められている・許されるキャラっていうのもあってか、わりと大丈夫みたいですね。その辺がcase1の木村さんとの違いでしょうか。
 
 
case.3赤西仁の場合
これはもう前回の記事にも書いたのでサラッといきますけど、奥さんも芸能人、ジャニーズ初の"事後報告デキ婚"です。初っていうかたぶん彼が最初で最後でしょう。じゃなかったら困る。赤西くんの場合いろいろと特殊で、上の二人とは違いグループじゃなくてソロ活動中だし、第一に世間の印象が(以下略)。でもじゃあどんな結婚発表だったら良かったのかなって考えると、実は実際のあの形が一番ベストだったのでは、って思ったりもします。二人揃って金屏風の前で記者の質問に答えてほしかったわけでもないし、一人で会見を開いて「これからも応援してください」と言ってもらいたかったわけでもない。あとこれは超個人的な推測なんですけど、この事後報告ペナルティ謹慎騒動って狙ってたんじゃないかなってちょっと思ってます。上の二つのケースで思ったんですけど、やっぱり「応援するアイドルが結婚する」ってショックなんですよ。どんな報告の仕方をしてもファンが衝撃を受けることは避けられないし、それでも応援しようって思うのには時間が必要だったりします。赤西くんの場合、本人の口から真相について話すのは謹慎があけた約一年半後だったので、ファンが気持ちを整理する時間はたっぷりありました(笑)コンスタントにレギュラー番組があったり同グループのメンバーの露出があったりすると、必ずコメントを求められるし、ファンは嫌でもその姿を目にします。その点、赤西くんはレギュラー番組なし、ソロ活動中ということでファンの目には一切触れなくなりました。謹慎中はほぼ露出ゼロで、たまに週刊誌に真偽が疑わしいような話が載るくらい。そんな期間に赤西ファンだった人たちは、他のアイドルにうつつを抜かしてみたり、担降りしたり、復帰をずっと待ってたり、各々好きなように時間を過ごしていました。そうして時が経ち、謹慎があけて久しぶりにファンの前に出たことで、ファンの方も既に受け入れ態勢が出来た状態で彼の姿を目にしました。これが、結果的には良かったんじゃないかなと。"結婚しても変わらない姿"を見続けることで安心するファンもいると思いますが、受け入れる為に一度距離をおく時間を作ることもまた大切なのかもなぁと思ったりもしました。
 
 
苦手なりにまとめてみた3つのケースでしたが、これちゃんと比較になってますかね?まあ明らかに赤西くん贔屓の書き方になってるとは思うけど、それはあかにしゃーだから仕方が無い。面目ない。次は前々から気になっていたジャニヲタのお部屋公開的な事を書こうかなーと思ってますが、写真を記事に差し込むやり方が分からないので未定です。やっと五月が終わるね!夏が恋しいよー。