誰でもいいって訳じゃない

赤西とSMAP、その他J事務所のつまみ食い

お菓子とメーカー

田口が辞める時は何処かの星の王位を継承するから帰らなきゃ説が出るし、今回のことではタイムリープ説が出るから、本当に皆アイドルのこと愛しすぎ。そしてしっかり夢見てんだなぁ…と実感。事務所内のゴタゴタのせいであんな薄気味悪い映像見させられて頭の中「??????」ってなるくらいなら、いっそもうタイムリープしてんじゃね?って考えた方がよっぽど健全だし納得いくわ。25年間必死でアイドルの背中にあるチャックを見せずに夢を見させ続けてくれたあの5人だから、タイムリープの方がよっぽど真実味があるように思えてしまうのが皮肉にも凄いところです。アイドルは夢を売ってナンボ。ファンは夢を見てナンボ。



有名ブロガーさんが、今回のことをお菓子とメーカーに例えたブログを書いてらっしゃいましたが、それを言うと私はまさにメーカーに怒りを覚えて、生産中止したお菓子と共にメーカーから距離を置いた人間です。

赤西くんがソロになって結婚してペナルティ食らってる頃だったかな。時系列が曖昧ですが、Y&Jというファンクラブがあったんですよ。NEWS、関ジャニ∞、KATーTUNの3組合同のFC。私はこれに入っていて、まあ競争率がそんなに高くなかったのかも知れませんが、自分で申し込んだ公演はほぼ100%に近い確率で当選していて、しかも何度かいい席を引き当ててくれたりしていて、私はこの名義をとても大切に思っていました。それがこのFCを解体して、それぞれのグループの個々のFCに振り分けます、となったんですよ。NEWSと関ジャニ∞を掛け持ちしていた錦戸さんが関ジャニ∞に専念したこと、山下さんがソロになったタイミングだったのかな。だから他のグループと同様のFC体制になります、と。それはいい。

「申し込みの際に書いた、一番好きなメンバーの所属するグループのFCへと自動的に振り分けます。なお、赤西仁はFCを作りません。今後の情報はメール配信のみです。年会費の返金を行いますので受け取ってください。」

ざっくりこんなことがメールで説明されましてね。ha??????????????????って言いましたよ、メール読んで、リアルに。なんで?って。同じくソロの山下さんはそのままY&Jを継続するのに、なんで赤西くんだけないの?ペナルティだから?じゃあなんで辞めさせないで籍だけ置かせてるの?それでも赤西くんを好きで待ってるファンの気持ちを馬鹿にしてんの?赤西くんを好きですって気持ちの表明にFC入ってるのに、その権利すら奪うの?今までたくさんの楽しいコンサートに行けたのはこの名義があったからで、この名義が印刷されたチケットは宝物で、私はあの日確かにあの場所にいて、KATーTUNと素敵な時間を過ごしたんだって証拠でもあるのに。それを、何年も積み重ねたそれを、よりによって赤西くんを売り出している事務所がファンから勝手に奪うの?って。物凄い怒りでした。信じられなかった。初めて事務所に憤りを感じた瞬間で、そしてそれは強烈過ぎて、それまでのように「ジャニーズだから好き」というブランドの魅力を失わせるのに充分でした。ファンを大切にしているとはとても思えない行動だった。アイドルとファンを繋ぐものの一番はやっぱりFCだと思うし、FCに入ってる、という事は私の中では大きなことだったんです。それを突然事務所に取り上げられてしまったから、もうジャニヲタを辞めようかと思った。赤西くんがどれだけ撮られようと、バッシングされようと、結婚してペナルティ食らって何ヶ月も何してるのか分からなくても、私に彼氏ができても、受験が忙しくても、1ミリもジャニヲタを辞めようとは思わなかったけど、その時だけは心の底から「ジャニヲタ辞めてやろうか」と思いました。応援しているアイドル本人が何かをやらかしてしまっても、許せちゃうのがファンです。だって好きだから。でも、彼らを売り出している事務所がやらかしたら、ファンは平気で嫌いになりますよ。少なくとも私は、盲目事務所担ではなくなりました。

そして程なくして事務所を出た赤西くんは、自分でお菓子のパッケージからその流通経路、価格設定まで自分でプロデュースして作り替えました。それがまあ今までとは全然違って、美味しくてイイネ!これはあのメーカーからは出せない味だったね!ってなってるから、今めちゃくちゃ幸せなんですけどね。ファンからの、あれ食べたい!これ食べたい!ってリクエストの声もわりとすぐに反映されるし。何よりお菓子の中身の味だけじゃなく、そのパッケージとかくっついてくるオマケとかにも段違いの愛着が湧くようになったのが凄い違い。払ったお金が直接本人の懐に入るっていうのも、ファンとしてはお菓子の買う甲斐があって気持ちいいですしね。


ってなんの話だったっけ。あ、そうそう。だから、「ジャニーズだから好き」っていうファンを今回のことで絶対に何人か失ってますよ、あの事務所は。それに匹敵することをした。私みたいに、事務所の外を知っている人なら余計に。ジャニヲタの文化は独特で狭く濃いから、その中にいるとすごく楽しいし共通項で盛り上がれたりもするんだけど、外の世界はその何倍も楽しかったりするから!本人がTwitterに自撮り上げたり行けなかったイベントのグッズ通販もあるしツアー衣装のプレゼント企画とかもやってくれちゃったりするから!何より本人がやりたい仕事をやってくれてるっていうのが一番嬉しいかな。そしてちゃんとファンを大事にしてくれてるって思える。あ、またしても赤西くんベタ褒めの話の流れになってしまった。

とにかくね、「何が好きなのか」をハッキリさせると今不安なスマヲタさんは楽になるんじゃないかなって思ってます。私は「SMAP」が好きで、応援してます。そこに“ジャニーズの”という枕詞が付かないのは、そういう事です。無理することないんですよ。もちろん産んでもらった恩義も育てて貰った義理も忘れてはいない。でも、どうしても許せないことがあるのは事実だから。私は、「SMAP」が好きです。

さあ、本当の敵は誰だっけ

ここからですよ。


踏ん張るのは。


先発は大事。でも同じくらい中継ぎも抑えも大事だって言ってたじゃないですか。


話題になってる瞬間だけじゃなく、その後どういう結末を迎えるのか、それが一番大事なこと。


あんな中途半端な形で収束なんてさせない。私の愛したSMAPを、絶対守ってみせる。

ありがとう

あんなポエミーなブログ書いといてあれなんですけどね、やっとこさ自分の気持ちが一つにまとまってきつつあるかなって感じです。そして書き終わってみたらまたポエミーなブログになってしまってます。でもいい。恥ずかしいけど、いい。同じようなことを書いてる方は沢山いらっしゃるだろうし、私なんかが何言ったって世の中にはなんの影響もないことはわかってます。ただ、あかにしゃーとして、そしてスマヲタとして、この二つの足場を軸としてる私が言えることがあるんじゃないかなって思って、再び戯言を書いています。


今回のことで皆さん呆れ返ってるんじゃないかなと思うんですけど、本当にマスコミって勝手なんですよ。もうこれは、あかにしゃーとして何年も好き勝手に書かれまくったファンの立場だから言えることなんですけど。知ってます?赤西くんが今までどれだけ嘘八百の記事を書かれてきたか。女友達とご飯を食べてただけなのに熱愛発覚だとか、会ったこともないアイドルの女の子を妊娠させただとか。名誉毀損も良いとこですよ。マジで、本当に、もしこれを読んでいる方がいるのならちょっと頭の片隅に置いて欲しいんですけど、マジでネットに載ってる事なんて半分、いや、もしかしたらそれ以上に嘘です。虚像です。どっかの誰かの作り話です。ネット以外でもスポーツ新聞とかゴシップ誌とか、何でもかんでもそのまま信じたらダメってことです。関係者談とか、誰やねんそれ、みたいな。さも目の前で見てきたみたいに書いてあるけど、それお前本当に見たんか?と。その会話聞いたんか?と。突っ込みどころ満載ですよ。勿論、きちんと裏付けをとって取材された記事もあります。あるけど、そうじゃない記事の方が何倍も多いんです。それを忘れちゃいけないってことです。何よりもまず、本人たちの発言、そして自分が本人たちを見てきて感じたことを信じるってことを一番にしてください。真実が何処にあるかなんて私たちには分かりっこないんです。だから大事なのは、何を信じるかってことです。それがたとえ嘘でも、虚像でも、自分が信じたならそれがあなたの中の真実になりますから。


私の中の真実の話をします。私は、エンターテイナーとしてのSMAPを信じています。終わらないバラエティとしてのSMAP。何よりもそれを芯に持ち、揺るぎない核心として掲げてきた中居さんが、例えもう限界だ、辞めたいと思ったとしても、こんな形で終わることは望んでいないと思っています。ファンを動揺させたり不安にさせたり、悲しませるようなことは絶対にしない。それだけは、私が見てきた何年間ものSMAPから、信じられることです。「これ、ファンの子たちは喜んでくれるかな?嫌じゃないかな?」それがあの5人の基本スタンスであって、いつだってファンの反応を一番に気にしてくれている。…駄目だ、書いてたら泣けてきてこの続きが書けない。


私は、報道されていることは何も信じていません。本当に何も。全くのゼロです。生放送で番宣に出たつよぽんと慎吾ちゃんの笑顔。木村さんと中居さんのラジオの言葉。それしか信じてません。木村さんが「信じてついてきてほしい」と言うから信じるし、中居さんが言った踏ん張るという言葉を信じてる。私にとって信じるに足ると思えるのはそれだけだから。結論がどう出ようと、公式がどう発表しようと、本人の胸の内は本人しか知らないのだから。私は何より、本人の口から出たことだけを真実だと思いたい。例えば今は何も話せなくて、何年も何十年も経って「あの時は実は…」なんて言う時が来るのかもしれないし、永遠にそれは語られないのかもしれない。ただ、それでも言いたくても言えないこととか、あるいは言いたくないこととか、あるのかもしれない。だからこそ、本人の口から言ってくれることだけを信じたい。


何が言いたいのか分からなくなってきた。いつもの事だけども。取り敢えず、私は今日もSMAPを愛しているし、スマヲタであることが幸せです。幸せにしてもらってます。…またじんわり涙出てきたけど。それでも何より、好き、が勝つんです。好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、大好きだ。最高のエンターテインメント、SMAP。先頭を切る木村さん、その後を追うつよぽん、間を歩くごろーさんに、後ろを気にする慎吾ちゃん。そして一番最後を四人の背中を見つめながら、見守りながら、後に続くファンの様子を気にかけてくれる中居さん。今は少し離れたけれど違う舞台で戦う森くん。全部ぜんぶ引っ括めて、愛しています。

愛が止まるまでは

「あなたを愛しています」



とアイドルに伝える為の手段には何があるだろうか。ファンクラブに入ること。ライブに行くこと。握手会に行って直接言うこと。ファンレターを書くこと。ラジオにメールを送ること。他にもあるかもしれないけれど、様々な方法がある。その中で今すぐに出来て、そして目に見える形で相手に届いたことが分かることは、「CDを買うこと」じゃないだろうか。

あなたの歌う歌が好きです、という理由で買う人もいるかもしれない。なんとなく良いなと思ったから試しに買ってみた、という人も。それでもその1枚を、お金を出して買うということは、それだけあなたに関心がありますよ、というサインなのだと思う。だって名前も知らない人のCDは買わないでしょう?

そんな事をしてなんの意味があるのか、それで事態が改善される訳じゃないよね?という疑問を持つ人も沢山いることでしょうね。そりゃそうですよ。CDが売れないことが問題ではないからね。だから、違う目的で買ってるんですよ。


「あなたを愛しています」


そのメッセージを伝えるためにCDを買ってるんです。「あなた達を愛しています」「あなた達の歌が好きです」「あなた達を応援しています」突き詰めればこんなにシンプルでどストレートなメッセージ。それを本人達に伝えたい、届けたい、届いて欲しい。問題の真相がどうなのかは、散々好き勝手に報道するマスコミの言葉なんかじゃなく、本人達の口から出ることだけだと十分に分かりきってる。今どんな事で悩み、苦しんでいるのか、それすらも分からない。それでもきっと、あの5人はファンの事を大切に思ってくれているだろう。だから、こちらからの気持ちをどうにかして伝えたい。その為に何が出来るだろう?考えて考えて、そして起こした行動の一つがこれなんです。



SMAPを愛しています」




やっぱりさよなら出来ないや。

少し時間が経って、頭と感情に広がった衝撃の波紋がゆっくりと静かに落ち着いてきました。はてなでいろんなハイフンさんのブログ読んだり、Twitterで流れてくる呟きを拾い上げて、あの瞬間何を感じたのか、そこから何を思ったのか、たくさんの感情に触れて、泣いて、やっと消化出来てきた感じです。私は元来自分の気持ちを表現することが不得意なので、他人の反応や言葉から、「あ、そうそう!それ!」みたいに似たものを見つけては「そうか、私はこう思ってたんだなー」と答え合わせする感じのちょっとおかしな人間なんですけどね。


もうKAT-TUNを名乗り続けないでくれ、と書いた数日後にこんな事を書くのはマジで情緒不安定だなと思うけど、ファミクラに現れた亀が発した言葉を聞いたら、もう「KAT-TUNについていくよ!(号泣)」としか思えなくなった。いつだっていつだって、矢面に立つのは亀だ。二枚看板のうち、世間受けのいい方として売り出されてしまった時からもう10年、ずっとあの細く華奢な身体でいろんなことを受け止めてきた。多くの目を向けられ、言葉で斬りつけられ、実態のない世間とかイメージとかそんなものに振り回されて。語弊があるかもしれないけど、亀の場合は他のアイドルとは格別にそれが多かったと思う。自分を責めてはいない、ただ謝る必要があるから謝ってるんだよ、とあまりに大人過ぎる発言を聞いたら、過去最大にご迷惑をお掛けしたであろうシンメ担としてはもう何も言えねぇ…となったわけです。いつもいつもごめんね、亀。でも、いつもいつもいつも、本当にありがとう。あなたの言葉に救われた人間が少なくともここに1人、いるよ。

田口がなんで辞めるのか、辞めてどうするのか、気にはなる。なるけど、それは本人が言わない以上、言わないだけの理由があるんだろうし、辞めてどうするのかなんて心配は大きなお世話だと思っている。1度だけ行ったことがある山下智久さんのコンサートは、ソロになって初めてのエロPでした。あの手紙を読む演出の時、私は横浜アリーナでボロボロ泣いた。特に山下さんを応援してきたわけでもないし、ジュニアの頃からずっと知っていたしチラチラと活動を見てはいたけど、NEWSのCDやDVDを買ったことは一度もなかった。脱退を発表した時も「あーあ、また赤西くんの悪影響だって言われる…」と自担が叩かれることを気にしたくらいのものだった。それでも、あの手紙に書かれていた言葉たちは私の胸に刺さった。長いこと悩んで、悩んで悩んで悩んで、たったひとりで追い詰められて苦しんだ末に出した決断で、たぶんどっちを選んでも同じくらい辛くて、同じくらい後悔するかもしれないけど、正解なんてない選択だから。それでも選んだこの今が、これからが、少しでも後悔ないものになるように周りにいてくれるスタッフ、そして何よりファンの皆に感謝して、信じて、前に進むと。その覚悟の強さ、悩んだ時間の苦しさを想像しただけで胸が詰まった。誰もが羨むキラキラと光り輝くステージ上にいて、たくさんの歓声を浴びてたくさんの愛情を受け取るアイドルは、その実、何処にも吐き出せない苦しさや痛みを抱えても、それらをスポットライトに照らし出されないよう必死に隠して私たちの前に立っているんだなと気付かされた。アイドルは、悩んではいけないのだ。少なくとも悩んでいることを気付かれてはならない、自分を愛し、応援してくれているファンという存在の前では。

田口だって、きっとたくさんたくさん悩んだんだろう。前の2人の事があったんだから尚更。KAT-TUNが大好きなんだから尚更。ファンが大切だから尚更。性格的にも悩まなかった筈がない。苦しまなかった訳がない。考えて考えて追い込んで追い詰められて崖っぷちで下した決断だったんだろう。それを、どうして責められようか。どうして止められようか。今までの田口を見ていたらそんなこと出来ない。全力でKAT-TUNを楽しんで、楽しませてきてくれた田口の気持ちに嘘は無かったし、それを見ていた私の“好き”という気持ちにも嘘はなかった。全力で楽しかったし、幸せだった。大好きだった。それだけは何があっても絶対に変わらない。

実は何処かの星の王子様で王位を継承しなければならない説と、平行世界では6人で10周年迎える説、私も好きです。でも逆説的だけど、こんな事になるくらい刹那的で無頼な奴らだったからこそ、あの爆発的な熱狂を生めた説も好きです。一人一人のエネルギーが高過ぎて同じ器に入れておけなかったのかなと。トータルエネルギーも個々のもつエネルギーも高過ぎて、KAT-TUNという同じ器に入れておいたら粒子同士があちこちに跳ね返って耐えきれずに外に飛び出ちゃった感じ。それくらいすごいグループだったんだなって、改めて6人並んだ画像を見て思うわけです。ただただ6人が並んでいるだけで、その空間ごと愛おしい。

やっぱり私にとってはあの6人がKAT-TUNであって、赤西くんも、聖も、亀も田口もたっちゃんも中丸も、KAT-TUNなんです。ソロを認めてないとか5人、4人のKAT-TUNを認めてないのではなくて、なんというか。言葉にするのが難しいんだけど、あの頃は確かにあったよね、と覚えておきたいんです。あんなに大好きで夢中になった人たちだから。みんな引っ括めて、大好きだったよ。今でも、大好きだよ。そしてこれからも、大好きだよ。